スタイリスト=フリーランス。
基本1人で仕事を切り盛りしていく。会社を作って社長になる人もいるが、ほぼ全てが10名以下の会社で、働き方はフリーランスと同じである。
ハーバード大学のDATAで、ボロ儲けしている社長が何をしているかをまとめた報告書がある。
驚くべきことに、会社を大きくした社長は、
●休日の7割の時間 仕事をしており、
●働いている時間の7割〜8割は人に会っていた。
つまり、成功する社長は 休日を休日としない生活を強いられ、コミュニケーションの能力は抜群に高く無いと、事業は大きくならないという事を意味している。
また社内的には、会話によって人を動かす能力の高い人が社長に向いているといわれる。ココでもコミュニケーション能力だ。
スタイリストになるという事は社長になるという事。上記は見逃せないDATAである事は間違いない。
過去のアシスタントから、
「津野さんみたいにはなりたく無いです。」と言われた事がある。
「津野さんみたいに」とは、
起きてから寝る数秒前までずっと仕事。飲み会中も仕事LINEを返信する。
休日は、国内でも海外でも ほぼ携帯でアシスタントに支持を出し続けるという状態だ。
まさに没頭。
津野みたいに、、、と言ったアシスタントはもう卒業したが、
彼女の意味する目指すべき理想のスタイリスト像は、
「それなりに余暇を楽しみつつ、仕事とプライベートのバランスを取った人生」という事だろう。
津野はこの考え方には反対である。
なぜなら、そこそこで良いと意識してしまうと、パラパラの仕事しか来ないスタイリストになるからだ。
👓メガネのオンデーズの田中社長は言った。
「売上目標を1000万円に設定すると、実際の売上は100万円になる」
「売上は0ひとつ分消えた数字で落ち着く、という事を知らないといけない。」と
つまり、余暇を忘れて仕事に没頭し、圧倒的な売上を叩き出す体験をした後に、
仕事量を絞って行くという順番にしないとバランス生活は達成されない。
まずは覚悟を決めて稼げ!!仕事量を決めるのはその後だ。
覚悟を決めるという意味では、子育ても同じ理屈である。
ON/OFF関係なく、育児。
自分の時間なんてない、楽しみにしていたコンサートは子供の熱で行けなくなり、
友達とご飯に行こうとする直前で、「お腹すいた。なんか作って」と言われる。
お金はドンドンなくなる為、
自分の化粧品やエステに使える予算はなくなり、安い量販店で買った服で上手くコーディネートしながら、SALE期間はここぞとばかりに心がトキメク。
それでも子供が欲しいという覚悟があるなら子供を作れば良い。
覚悟がない親が衝動で子育てを始めて、育児放棄すると悲惨な事となる。
子育てにしろ、スタイリストにしろ、覚悟を決めないと、上手く行かないという事を知っておいてほしい。
冒頭のDATAの見逃せないのは、社長は7〜8割は人に会っているというところ。
社長=スタイリストだ。
成功したけりゃ、人1倍人と会えという事。そして会った人を笑顔にしろという事。
作業してても、仕事は増えないという事を改めて思い知るなかなか面白い記事だった。
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