新人時代は、動きが分からない。どう動けば良いか分からず、先輩に相談する。その相談も頻繁過ぎると面倒がられる為、時に引いて指示をまつ。このバランス感覚は凄く大事である。
先日、専門学校の生徒にも助言をした。やる気があることは良いことなのだが、
「次何をやれば良いですか?」を連発してないですか?と警報をならした。
理由は「次何をやれば良いですか」は、やる事が明確にあれば良いが、特に頼めるものが無い場合、先輩を追い込むからだ。
よって、先輩が指示に迷った様子ならサッと引いて。「必要な時に呼んでください。掃除しておきます。」が、ベストなお声がけである。
スタイリスト事務所だと、
・「ハンガー整理しておきます。」とか、
・「ボタン取れそうなやつ縫っておきます。」とか
絶対に害がないやつを黙々とやるのである。
そして、「私は先輩方を見送るまでは帰らない」という覚悟が必要である。時代に 合わない意見ではあるが、最後まで頑張ろうとする人は、先輩方から大きな信用を得ることは間違いない。
慣れてくれば、早く帰るタイミングも掴めるだろうから、好きにやれば良い。しかし、スタートは絶対に「最後帰り」を貫くべきである。

優秀な人材は、中小企業の弱小会社には なかなかこないものだ。更に、今は少子化で労働力不足。転職したけりゃ 何処へでも転職出来てしまう時代である。
どの企業も新人の囲い込みを必死に考え、実行している。そういう時代だからこそ、昔の若者みたいに「なんでもやる!」「皆の仕事 全部自分がやる!」みたいなストイックな人間が目立つ。
目立ったら沢山の企業、沢山の人が貴方を欲しがる、そして 市場価値が上がると給料が多いところを選べる。
結論、全てのキッカケは新人側からの強烈なアプローチなのだと思う。
これからアシスタントを目指す若者は、何処へでも転職できる時代だからこそ、「適当に仕事してダメなら次」という【受け身の体制】をやめて、
どのコミュニティに入っても 好まれる【攻めの体制】をとっていくべきである。
Aの先輩の仕事も奪って、Bの先輩の仕事も奪って、Cの先輩のお世話までする。そうやって、次第に周りが「アイツがいないと困る‼️」と言われる癖をつけてしまえば、フリーランスになってからも飛躍的に活躍する。

「これをやったら相手が喜ぶだろうな」を突き詰めたら商売は勝ちである。それを面倒くさがって考えれない負け組予備群が、世の中にはごまんと居る。
・自分が楽をしたいから、
・自分の時間が欲しいから、
・あの人は合わないから、
そればかりが9割だ。他人の為に努力できない人で溢れている。 よって勝つ事は簡単である。ただ、その人達の逆をやれば良い。
貴方は残りの1割に入れるだろうか。ここに入れたら一生お金に苦労しない生活が待っている。
人のために頑張ろう‼️
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