元アシスタントから、今月は仕事が少なくて苦しいと連絡を貰った。
タレントさんも、売れてる時期・売れない時期がある様に、スタイリストも仕事が回る時期と回らない時期がある。当然、津野もある。
今年で言えば5月8月は閑古鳥が鳴いた🦜かーかー。
5月と8月に関しては毎年暇だが、例外なく今年もそうだった。
このドボンの時は、慣れないもので毎回焦る、、、あれれ、、、このまま俺は消えていくのか、、、という気持ちなる。
だから、営業活動にシフトしたり、今までやらなかった事業に着手したり、YouTubeを撮ったりして自分に暇を与えないようにしている。
サムネイルの写真の売れっ子カメラマンさんも、「今月は暇だわぁ、、、津野さん。」と言われた。
皆同じ気持ちで仕事しているんだなぁ、、、挫けずに頑張ってるなぁと尊敬する。
人生の敵は「暇と孤独」暇を作ってはいけない。暇だと余計な事を考えてしまうからだ。
なので、元アシスタントには「種を蒔いたらバイト」、「種を蒔いたらバイト」。暇を作らないように努めなさいと伝えた。
浮き沈みはフリーランスの辛いところである。しかし、沈みを経験するから待ちに待った1本の仕事に心から真剣になれる。こう考えると必要な沈み期間なのだ。
彼女は先輩のスタイリストにも同じ相談をしたようだが、津野と全く同じ解答を貰ったという。
初めから順調な人は、ほぼいない。ずっと順調な人も、ほぼいない。上下の浮き沈みの中で人生を考え、強くなっていく。
津野も数年後はどうなってるか分からない。「スタイリストは50才を超えると急激に仕事が減る。辞める人も急増する。」と同業者の先輩から聞いている為、その日を黙って迎えないよう、今から規模拡大をしておかないといけない。
沈みには様々なジャンルがあり、単純に
①仕事が来ないドボン
②人が入っては辞め、入っては辞めるドボンがある。
どちらかと言えば、人が辞めていくドボンの方が辛い。如何なる事情があったとしても、自分の元を離れて行く人の背中を見るのは辛いものだ。
特に優秀で素直で真面目だったアシスタントに関しては、かなり精神的にクラってしまう、、、。
もっと力になれることは無かったものか、、、と自分を責めるものだ。
人員確保も仕事数も上手く言っている時には、その大事さに気付かないところが、人間の良くない習性だ😓
これからスタイリストをやろうと思う人に、先輩から助言しておこう。
「アシスタント期間乗り越えれるかな?」に関しては、黙っていても乗り越えれる。
「スタイリストとしてやっていけるかな?」に関しては、動いて仕事を取りに行かないと乗り越えれない。
後者の方が何十倍も大変である。
アシスタントのうちから、危機感を持って仕事をして行こう。
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