久しぶりに4年前に独立したアシスタントさくらに手伝って貰った。
テレビ局に自車で乗り付けるところを見ると、「大人になったなぁ、、、」としみじみ感じる。洋服のあれこれも、現場の立ち回りも、敬語も知らなかったあの頃とは大違いである。
さくらは、アシスタント駆け出し時、他の同期に比べても動きは悪く、キャリアウーマンの様にチャキチャキ動くタイプではなかった。仕事の覚えも良い方ではない、、、。
初めは、大丈夫かな、、、頼りないな、、、スタイリストになれるかな、、、と不安だった。
しかし、共感能力と居心地の良さは長けていた。
そこが功をなしたのか、今や売れっ子さんとなってしまった。人の人生は分からないものだ。。。つくづく仕事は人間関係だと思ってしまう。
ちなみに、さくらのルックスは好感度が良い。収入というのは、正直ルックスで変わるものだ。例えば、美男美女はそれだけで人が寄ってくるから稼ぎやすい💰顔が良くない人は、稼ぎ辛い傾向にある。
しかし、それは持って生まれた顔が不細工だ。ブスだ。と言っている訳ではない。「嫌悪感のない顔をしているかしていないかで、如実に稼ぎが変わる」と言いたいのである。
清潔感があり、顔も好感度の高い化粧をして 見栄え良くしていれば、対面的に嫌悪感は薄まる訳だ。だから、津野はアシスタントに「忙しくても必ずメイクしろ!」と言っている。
実際、半分くらいの子には響いてないが、「なぜ化粧しなきゃいけないか」が伝わっていないと思う。
理由を細かく言語化すると「将来お金持ちになる為の、人が集まる習慣付けをしてくれ」と言っているのだ。好感度の押し売りである。
万人に好感度が高く、嫌悪感のない面を見せていこう!!

さくらに独立直後の心情を聞いた。すると、
「食べていけるか不安で、仕事も来なくて鬱っぽい状況だった。会社員になろうか、、、という想いもチラついた」といった。
しかし、我に返って「諦めちゃダメだ、やるしかない!!」と
気持ちを掘り起こしてバイトをしながら、生計を立てたという。
先に独立した先輩の仕事を手伝ったり、そこから御紹介を頂く事で、少しづつ仕事を増やし2年で安定したそうだ。
そして、3年を迎える頃には、月の売上100万を達成し、今では週に2日休み5日働いている。
生活はとても余裕があるという。。。
更に、会社も起こして順風満帆の様子である。ちなみに、売上目標は3年後の30歳までに年商1000万円と話していた。
月100万円前後がコンスタントに毎月続けば、達成される。その目標数字の背中が見えている事が、何よりも凄いと思う。

今回の取材では、分かりやすくお金の目標を聞いたが、実は本人はお金には無頓着であった。「3年後いくら稼ぎたい?」と聞いた後、ある程度の沈黙が続いたので、必死に頭の中で数字を組み立てた顔付きであった。
一般的には、人はお金を追いがちである。しかし、本来は「お金を追う事よりも、味方を増やす事」に注目しないといけない。味方を1人1人増やした後にお金が入ってくる。
よって、「日々味方をふやす!」というミッションで事業に取り組む事をオススメする。
どの会社でも社長になれる人は、社内の政治を潜り抜けた味方の多い人だ。
敵が多い人は、絶対に人の上に立てない。よって現役スタイリスト、スタイリストアシスタントは、芸能界にドンドン味方を増やしていこう!!
彼女が30歳になった頃に また手伝いで呼んで、心境をインタビューしようと思う。
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