・奢って貰ったら報告しなければならない。
・LINEで謝罪してはならない。
・お土産にはお返しをしなければならない。
このように「⚪︎⚪︎しなければならない」が多いと、息苦しくなる。更にそれを人に押し付けると、相手も息苦しさを覚える。
しかし、家庭内、職場内にはルールと言うものがあって、それを守らないとコミュニティから外される。貴方にとって、そのコミュニティの重要度が高いのならば、守らなければならない。
日本人は昔から狭い村社会で生きているので、コミュニティから外されると死活問題だった。
しかし、仕事においてはルールを守りすぎると、会社がスケールしない事も多々ある。
遅刻や、提出物の期限の遅れは 当然どの会社も🆖だが、変えても良い余白の部分は、自由な発想が求められる。
・もっとこうした方が良い。
・今のままだと効率が悪いなど、
若手はシステムをリニューアルして行く主体性が必要である。
ここに関しては、スマホネイティブ世代の若い子達の方が発想は生まれやすいだろう。。。例えば現在では、おじさんには理解できない「仕事効率化アプリ」が世の中に溢れていて、オジは何を選べば良いかも分からない状態である。
そんなテクノロジーに疎い我々オジがやれることと言えば、
⚫︎若手が言いやすい環境を作る事と、
⚫︎先進的な意見を組み入れてあげる事。
これが出来ない堅い上司がひしめく会社は、伸びない上に、人が辞める。

比較的アナログなスタイリストもテクノロジーの恩恵に支えられている。
「洋服を集めて持って行く」という、単純な工程のスタイリスト業であっても、Googleカレンダー📅でタスクを共有しており、日々段取りに頭を抱えているし、
洋服を貸すPRESSルームも 昔は全部手書きで貸し出し伝票を書いていたのに、今や貸出し担当者もおらず、QRコードで自分で借りて勝手に持っていくシステムを構築している。
テクノロジーが、仕事のやり方を根底から覆している。。。
ちなみに、前述した日々の動きに関しては、弊社はまず 津野がどう動くかを提示した後、アシスタントが津野を含めた5名の動きを決めて提示する。
基本異論はない。
時々、イレギュラーで動きが変わり、アシスタントが決めた動きをゴリっと変更する事があるが、津野が段取りのコミュニティに入れば入るだけ、話がこじれるのは いつもの事である。
この事からも 現場の事は現場に任せる方が得策なのだろう。
やはり、若者が主体的に引っ張っていく集団を作れないと 上としては用無しなのである。

我々、歳上世代の役割は何か。
・裁量権をあげる
・仕事を取ってくる
・働きやすい環境をつくる
ココだと思う。若いスタイリストでアシスタントが付いたばかりの人は、まずは「自分」なので、上記まで頭が回らない人が多いだろう。
津野も正直、自分の成り上がりに精一杯でアシスタントの事まで考えられず、「自分も師匠にこうされたからこうする。」と機械的なやり方にしていた。
そこを改め、真にまともな教育者になるのに、10年近い歳月はかかるものである。
今となっては、【スタイリスト界で1番給料が高く、現場数が多い会社。】を目指して日々努力して行こうと思っている。
若い世代から必要とされるオジになれたら幸いである。
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