「貴方はどういう性格ですか?」と聞いたら、、、「負けず嫌い」と言われる事がある。それを聞くと、ため息がでる。
それは性格なのか?、、、。
負けて良いなんて思っている人は 世の中にいるのだろうか、いないだろう。
我が家の子供達は、友達を招いて「マリオカート」をする事がある。その際集まった全員が、当然「勝とう!」と思ってゲームに臨む。
彼等はレースを前にして「勝とう!」と思って望まない限り ゲームが面白くならない事を本能的に分かっている。
負けて良いなんて、微塵も思ってない。スタートから鼻息が荒い。つまり、負けず嫌いというのは、全ての人間に当てはまる性格という事だ。
そんなの特徴でもなんでもない。
この様な事をいうと、「負けず嫌いの中でも負けず嫌いな方」だという。
いやいや皆、勝ちたいと思ってるわ。
だから、もっと人が食いついてくる性格を伝えてほしい。そう思っている。
そっちの方が、会話は何倍も広がるだろう。
例えば、ロケバス運転手の方で、テルさん(男)という先輩がいる。
まだ、親交が浅い頃、「テルさんってどういう人ですか?」と尋ねたら、
「女性から助走をつけて蹴られたいタイプ」と言われた。
この瞬間に「彼と仲良くしたい」と電気信号が走った。
コミュニケーションの正解は、「短時間で大きなプレゼントを提供する事」だと思って、幼少期を生きて来た。それをずっと意識してきた。そう思ってきたからこそ、
「負けず嫌い」では、物足りない。
人によっては、上記を受けて「芯が強いのですね!」と思う人もいるだろう。かたや、「頑固そうで嫌だな!」と思う人もいるだろう。
だが、この人と一緒に時間を共有したいと強く思うかと言われれば思わない。
晴れ男、雨女のやり取りも同じ類だ。これも非常に多い。。。我々は撮影がメインの仕事だから、1日が天気で左右される。そのせいか この会話は頻繁に繰り広げられる。
津野も大人なので、しっかりその会話に便乗はするが、広げる事はない。
理由は、現場にいる大半の人が
雨が降った現場にいなかったので、臨場感をもって話を聞けないから。そして、
「雨女がいるから雨が降ったと」いう結果は、どう頑張っても面白くない。いつだって愛想笑いを超えていかない。
他愛もない話で、場を盛り上げよう!和ませよう!として伝えてくれてるのだろうが、そのトークではストレスになる津野みたいな人もいる。
人は他愛もない話で満足感を得る生き物。その他愛もない話を、わざわざ意識して面白くする必要は無いと思う人は多いだろう。
しかし万人が、その他愛のない時間でも 豊かになりたいと思っている事は間違いない。
であれば、「人が喜ぶ話(自分の失敗談)」「人が寄ってくる話(万人に刺さる話)」を短時間で提供する方が興味をもたれる。
興味をもたれると、成功体験となり更にレベルアップしようと、ドンドン会話がうまくなる。更に人が集まる。
そうやってコミュニケーションをストイックに掘り下げる習慣が、結果として人生を豊かにするのではないかと思う。
津野さんってどういう人ですか?
「🚗車線を何度もスライドするタイプ、合流ギリギリで合流する迷惑タイプ。時間貧乏」
「👔夏2着、冬2着、靴1足しか持ってないスタイリスト」
「🚗効率重視でアシスタントにも車を用意したら4台事故で潰されたタイプ」
そんなところ。
1つでも気になる自己紹介があれば、私の自己紹介は成功である。
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