LINEを使った上手な報告

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仕事のLINEのやり取りは頻繁。どれだけコミュニケーションの回数を減らすかで自由な時間が増える。

減らし方の1つのテクニック

①写真と文字を同時に作ること

仕事が出来る人は既読が早い。弊社スタッフもそこそこ早い。例えば、写真だけ1通送ってから、その後に文章を作ると、

「この写真の意味するところは?」と相手に考えさせてしまう。

そのため、文章を先ず作ってから写真と同時に送る事で相手を不安にさせない事が出来る。そして、「この写真なんだっけ?」みたいな、やり取りの回数が1ターン減る。

②完了報告は感想と送る

「ピックしました。」「現場終わりました」

の報告だけでは30%だ

まずは、ピック。

ピックした物に対して、送信相手がアイテムを気にしているなら、感想は必ずセットで同時送信

理由はピック自体が知りたい事では無く、アイテムがどんな物かを先に知りたいからだ。

感想とセットで送らないと、次のメールが来る30秒が待てなくてイライラする。そして、待てなくて「アイテムの状態は?」「素材感は?」と追いLINEしてしまう。これにより、やり取りの回数は増える。

また、現場を任せた時の完了報告も、「現場が終わった事」事態は正直どうでも良い。それよりも、現場の雰囲気がどうだったかを「相手の脳内に映像が流れるように説明」しないといけない。

そこのストーリーが、1番気になっている。

コレがないから、こっちはLINEが増えるのだ。

「どうだった?」「問題なかった?」「あのアイテムサイズいけた?」などなど。。。

ココで大事なことは、報告にありきたりな言葉を使わない事。コレに関しては雑談のコミュニケーションと同じ。

雑談で「天気の話」をしても つまらないように、中身に独自性がないといけない。

例えば、

A「問題なかったです。うまくいきました」10点

B「問題なかったのですが、パンツ選ぶ時に2秒くらい悩んでました。」60点

C「問題無しでした。衣装は即決でした。収録中メイクさんと「アシスタントさん達仲良いの?」みたいな話になって、、、、」100点

1番映像が頭に浮かんだCが100点だ。和やかな空気感まで伝わり安心する。だが、コレを出来る人は少ない。

津野もスタイリストになってから分かったが、師匠は仕事を頼んだ時に、どんなに優秀なアシスタントをつけても不安なものだ。

理由は現場に監視カメラが設置できないから。

現場を任せて気になる事は「上手く行ったことよりも空気感。」

衣装選びの時のタレントの目配せ、何気ない一言、悩んだ時間などは かなり気になる。

仮にたった1度、嫌な空気感を察知出来なかったばっかりに、カバーリングが遅れ仕事を失う事にもなる。

なので、弊社はアシスタント派遣でスタイリストが現場を離れる際は、「出来るだけ相手の頭の中に映像が流れるように、スタイリストさんに説明しろ」と注意している。

皆さんも学生時代、友達に対して、自分の好きな異性が自分の事を話していたら、トキメいただろう。

「何て言ってた?」「どんな風に言ってた?」となるはずだ。あれを思い出してくれると良い部下になれる。

用はバラバラと送らず、1回で情景が目に浮かぶ様に盛り込む事が重要だ。

LINEが来る度に携帯をタップするのは大変疲れる。まとめてくれという事。

バラバラと送る方が送り手は楽。しかし、それは送り手の自己満足である。

携帯を開く回数といい、受け手は労力が膨大に増える。相手の事を考えた送信が大事なのだ。

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