人はメリットがないと覚えない

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「貴方と付き合うメリットは何ですか?」と言われたら何と答えるだろう。

津野は、「コンセプトにあったコーディネートを組める事」と答える。我々、専門職はメリットを答えやすい。しかし、一般職の人は、事前に用意していないと答え辛いかもしれない。

昨日まで知らなかった人に覚えて貰う為には、自己紹介で【貴方と知り合うメリット】を伝えないといけない。ここを意識していない人は沢山いる。

人間は分かりやすく作られていて、【メリットが無いと判断した人間を視界から消す習性】がある。

例えば、貴方が単純にイケメンなら、「繋がっておこう!」と思ってくれる人は激増するのだ。

だから、他人に覚えて貰うには、短い時間で貴方のメリットを伝えよう。津野はよくインターン生に「長所を教えて!」と質問する。ここであまり好ましく無い自己紹介は、津野が仕事仲間としてメリットと感じない内容を話す事だ。

例えば、「真面目です」「こだわりが強いこと」「負けず嫌い」

などである。。。上記にはメリットを感じない。なぜなら、

・バカ真面目が良いわけではない。

・こだわりが強いと協調性が無さそう。

・負けて良いと思っている人なんていない。

と思ってしまうからである。デメリットとも捉えかねない長所は避けるべきだ。

それよりは、「明るいです。誰とでも仲良くなれます。」とか、「マメな性格で作業が細かい事です。」の方がまだ、一緒に働いても良いかな、、、となる。

先日、息子のサッカークラブの食事会があった。そこで「津野さんは何をされているのですか?」と質問され、『衣装スタイリストをしていて、激安衣装のレンタルショップも運営してます。ご家族にイベントがあればコーディネートするので、店に来てみて下さい。』と答えた。

聴衆の中で特に、お母様方は激しく反応してくれた。世の中にイベントなんていくらでもある。冠婚葬祭、入学式、授業参観、ハロウィン、クリスマス、結婚記念日などなど、そこでプロとして仕事するスタイリストがコーディネートする上に、安く借りれたらメリットだと思ったのだろう。

このように「今日をきっかけに繋がっておこう!」と思わせるテクニックは人付き合いでは必要なことである。

例えば、津野がまだマネージャーだった頃は、「タレントでは誰が好きですか?」と聞いて、その該当のタレントさんの良い裏話をしてあげたりした。

関係者としてチケットの手配が出来そうな媒体なら、その案内もした。

大学生の頃は、学校の近くに住んでいたので、

「終電逃したら全員ウチに泊まれば良い。津野は1人の時間いらない人だから。」とメリットを伝え、ウチは完全に溜まり場となった。

貴方にも、他の人にはないメリットが何かあるはずだ。それを自慢にならぬよう相手に伝えて、重要人物だと思われるように計ろう。

・ラーメン好きでは右に出るものはいない

・雰囲気の良いコーヒー屋を誰よりも知っている

・映画を毎月30本みている

・会うと毎回元気を貰える

でも何でも良い。相手が「気になる!!」と思えるメリットを用意して繋がりを作っていこう。

何処にでもいる人と思われない「他者との差別化」は、フリーランスとして生きていく為に必要な能力だ。

効率よく、頭の良いコミュニケーションをとっていこう!!

さて、貴方と付き合うメリットは何ですか?

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