「衣装費の領収書を貰ってくるように」
そうアシスタントに伝えた数時間、領収書を受け取った。すると、
紙はぐちゃぐちゃ、所々に破損した状態で渡された。なんじゃこれ、、、
衣装費の領収書は、取引先に提出する可能性が高い。そんな大事な紙を どういう状態で持ってきたらこうなるのか、、、。
・渡す際に、少し渡し辛そうに振る舞う とか、
・事前に状態を伝えとく とか
してくれれば話は別だが、
「領収書下さい」と伝えて、サラッとこの紙を渡されると、おやおや。。。となるのは理解出来るだろう。
ココで改めて
整理整頓が、仕事でどれだけ大事かを思い知る。
・1つ1つの仕事を綺麗に仕上げていく細やかさ。
・散らかった部屋に対する違和感
・物事を後回しにしないマメさ(即断即決)
これは全て整理整頓から来るものだ。
津野が若い頃には気づかなかった この能力は、仕事が出来る人の特性に、全て当てはまる事を知った。
身の回りの物が綺麗に整頓されていて、作業が 溜まる前に、チマチマ処理して行く人。こういう人は貴方の周りにいないだろうか。その人は仕事が出来る人だ。これは間違いない。
ここを目指せば、皆 出来る人になる。
だから、整理整頓=仕事が出来る人だったのだ。
逆を説明すると、仕事が出来ない人の典型になる。
・1つ1つの仕事が雑で粗があり、確認ミスが多い
・散らかった部屋が当たり前なので、探し物は見つからない
・仕事を後回しにし、やる事は大雑把
どうだろう上記は「前文を逆にしただけ」だ。
「なんで、掃除なんだ?なんで、整理整頓なんだ?そんなの繋がるわけねーじゃん」って15年くらい思ってた。しかし、大きな間違いだった。
先人たちは知っていたのだ。知っていないと整理整頓と仕事を繋げる言葉なんて世に出てこない。
「雑!片付けなさい!ゴミを溜めるな!1箇所にまとめろ!」なんて言われている人は黄色信号である。
もっと早く気付けば、もっと早く上記の事を伝えてくれる人がいたら、津野の人生は変わったかもしれない。
仕事がうまく行くにはどうすれば良いか。どういう人間にならないといけないか。
実働で仮説と検証を繰り返した結果、やっと辿り着いたビジネスにおける理想の性格は、整理整頓が出来る人だった。
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