初対面あるいは、付き合い出して1か月。他者からのイメージをどれだけの「もの」にできるかで、その後の人付き合いが変わる。
時代と逆行する事を言うが、大事なのは「やせ我慢」だ。皆様はやせ我慢しているだろうか。どう頑張っても終わらない量の業務に対して、
・全然いけます。このくらい自分でやります。
・必ず今日中に終わらせます。
・先輩の仕事も俺代わりにやります。
この様な感じ、、、
やせ我慢のメリットは何よりも、人に愛される事である。他者を立てようと頑張っている姿、一生懸命さが眩しい。
やせ我慢を受け取った方は、何か返そうと思うものだ。
・人肌脱いであげようかな。
・たまには奢ってあげようかな。
・昇進させてあげようかなとなる。
現代は生温い時代なので、「やせ我慢」をすれば、簡単に好かれる。やせ我慢をする人は長い目でみて賢いという事である。

「30年前の倒れるまで働け!!大丈夫!人間そんな簡単に死なないから」の時代には、ブラック労働が当たり前だったので、頑張っても頑張っても上がいた。
「あいつ、全然寝てねーよ、、、スゲ〜」みたいな強靭な体力の持ち主がゴロゴロいる時代では、体力のない人間は席がなかった。
しかし今は違う、ゆる〜くなった。そのお陰でやせ我慢で頑張る人が簡単に目立つ。良い時代である。
ブラック仕事時代には 日本は世界1位の経済大国。それが30年かけて、ホワイトな時代になって世界4位へ落ち込んだ。
結果、ブラック労働が正しかったと言う事になる。なぜ正しかったと言えるか、、、それは、経済で1位を取ることが、便利で快適な暮らしを営む条件だからだ。
国単位の話になるとイメージが湧かないが、個人単位でも同じことである。
40代になって悠々自適に暮らしている富裕層のほぼ全てが、20代をブラックで過ごしている。そして今、時を経て便利・快適を得ている。
日本は平成の30年をかけて緩く仕事をしたために「不便、窮屈」な国を作ってしまった。おかげで、最近は円安で、海外旅行にも行き辛くなってしまった。

では「やせ我慢」はいつまですれば良いか、、、答えは、初めだけで良い。他人に良いイメージを付けるまでが勝負だ。勝負がついたら、あとはそれとなく そのイメージを守って貰えれば、長い間 良い関係は続く。
何事も始めが凄く大事だと言うこと。
ブラック労働と同じである。始め頑張れば後で楽できる。
ところで、「マシュマロテスト」をご存知だろうか?4歳児を対象に行った研究である🧪
「今目の前のマシュマロを食べる事も出来る。その代わり、15分我慢できたら、もう一つあげる。」
これを我慢できた勇者の多くは、後にお金持ちになったという。若いうちから、やせ我慢が出来れば成功すると言うことだ。
「先に我慢、後で楽をする」これは世界の原理原則なのかも知れない。

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