芸能界でメンズをスタイリングする時の注意点

仕事

メンズの服で どの部分がハマるとコーディネートがよく見えると思う?答えは、パンツ👖

大抵の一般人は、顔周りであるトップスに注意を払う。しかし、肝心なのはパンツ。

パンツはコーディネート全体を整える力がある。つまり、パンツがダサいと全てが整わなくなるという事だ。

まずはサイズ感である。女性アシスタント達は、この男性のパンツのサイズ感を把握するのに、大変な時間がかかる。

女として生きて来たのだから仕方ないが、パンツを見て、身長何㎝のどういう体型に合うか(太さ・長さ)を判断出来ないといけない。

弊社はアシスタントもバリバリ1人でリースに行く。リース会場でメジャーを取り出して1本1本測っていると、リース担当者にイライラされる。

なので、一目みて、「●●さんに合う!」と判断出来ないといけない。

これが簡単の様に見えて難しい。

太ももに関しては、ラグビーやってました🏉サッカーやってました⚽️で、全然モモの太さが違うので、ウエストに合わせると「モモは入りません!!」がたまにある。

なので、タレントさんの着替え中に生足をみて、パンツを差し替えるくらいの能力が必要になる。

女性にとって、男性のアンダーウェア姿は目を背けないといけないと思われがちだが、見ない様にしてしっかり太さを見ないとDATAが取れなくなるので、注意である。

更に細いパンツ、太いパンツに関してはタレントさんマネージャーさんの好みがハッキリ別れるので、空気を読みながら用意しないといけない。

トップスが

ショート丈だとワイドパンツ、

ロング丈だとクロップドパンツ

上がダボダボだと細身のパンツが合う

しかし、ここもタレントさん、マネージャーさんの好みもある為、相談しながら進めていく事が必要になる。

色に関しては、20代前半までは明るい派手な色が合うが、20代後半になってくると落ち着いた色にしないとイタイ

なので、まもなく大人になる「若手タレント」には、極力落ち着いた色を持って行かず、今しか着れない派手色を提案すべきだと思っている。

メンズはサイズ感が命。

世にはユニセックスの服が増えて、レディース風な緩いシルエットの服も

沢山入って来ているが、基本的には、パンツを中心に「サイズ」に注意しないと全体的にダサくなる。

そう考えると、女性のアシスタントの方が修行期間は大変なのかもしれない。

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