仕事をする上で1番大事なのは、人としての部分だ。
仕事ができようが、段取りが上手かろうが、コーディネートが天才的だろうが、人として腐っていたら、もうお終い。一緒に働きたくない。
逆ならまだ良い。人としてはピカイチだが仕事は出来ないならまだ許せるものだ。
昨日、ある店のベスト+ベルトのアイテムの
ベルト部分をウチが無くしたようで、プレスに怒られた。「付属のベルトが返ってこない、早く返してくれ」という事だ。
更にリース料も支払って無かった。
そのお店に対し 今日中にベルトを返し、リース料も払いに行くと宣言したアシスタントが、宣言したこと自体を忘れていた。。。流石に怒るしかない。
出来れば毎日怒らずに過ごそうと心に誓っているが、時にそう出来ないシチュエーションもある。
ココは津野が声を上げないと、スタッフの人としての部分が欠落する。。。
「ベルトを無くしといて、お金も払いに行くと宣言して、その日に行かないとは何事だ。」と お灸を据えた。
忘れて良い内容と、忘れてはいけない内容はあるものだ。人のものを無くしたり、壊したりした時は絶対に忘れてはいけない。
どれだけ多忙でも駆けつけて、顔みて謝らないといけない。相手の顔を見るまで相手は怒っているものだ。
「恋」は、逢えない時間に育まれると言われるように、「怒り」も会えていない時間、増大するものである。
火消しは早い方が広がらないのだ。
最近、茨城に持っている物件の管理会社から連絡がきた。どうやら、我が物件のゴミの管理担当からクレームのようだ。
「ゴミ管理の費用が安いから金額をUPしないと、もうやらん!!」という文句。それを管理会社が「イナしてイナしてイナした」結果。ブチ切れて、「物件のオーナーだせ!」となったようだ。
ゴミ管理の方と、管理会社のやり取りを知らない津野としては「何のこと?」とは思うが、
とにかく、キレてるから直接話してくれと管理会社に言われた。
恐る恐る電話すると、「お前のところの管理会社、全然取り合ってくれねーじゃねーか」と同世代くらいの、ヤンチャな方が猛威を奮ってキレていた。
口調からして、昔ヤンチャだったのだろう。
うぅ、、、、。困った。
とりあえず、アシスタント時代を思い出し、ハキハキ即答して、素直120%の聞き分けの良いオーナーを演じ、気を治めて貰った。
電話越しに、頭を下げたのは久しぶりである。
この人も同じだ。怒り→対応の手順に時間がかかった事への不満だった。
元々の議題である「ゴミ管理費が安い事」なんて、全然通り越して、連絡が付かない事に1番腹を立てていた。謝罪はスピードでしか、回避出来ない事を改めてしった。
やっちゃったら、すぐ行動。飛んでいって謝罪。
それが出来て初めて、相手は話をまともに聞いてくれるようになる。気をつけていこう!!
火消しはスピードである。
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