OBが沢山いる環境

仕事

弊社には、スタイリストとなった先輩スタイリストが7名いる。現役アシスタント達は、頻繁に彼女達に会っている。具体的には

・津野の手伝い

・津野の運営する衣装倉庫(お貸しや)に、衣装を借りに来たり

・先輩スタイリストの手伝いで、事務所に来たり

・現役アシスタントへの返却物の頼み事

・現役アシスタントに手伝いの依頼

 この辺りで会う機会がある。

特にお貸しやに関して、卒業生は50%OFFなので、スーツを2500円払えば借りれるわけだ、こんなに安いところは他のどこを探してもない。

このOBが頻繁に事務所に顔を出すという流れが、現役アシスタントにとっては良いのだという。

これは思わぬ産物であった。

津野の所で学んだ上に、OBからも学ぶことで新たな発見が沢山あるというのだ。

7人スタイリストがいれば7通りの教え方がある。津野の現場では教えない気遣いの仕方で、OBから注意を受けたり、仕事の取り方を教わったりで、上手く生きていく術を教えて貰っている。

これは普通の事務所ではない環境なのかもしれない。

現役アシスタントは様々な悩みを抱えながら、毎日を過ごす。

仕事100の時間の中で、どう息抜きをすべきか。

怒られてばかりのドボンの期間を、どう切り抜けるか。

卒業してからどの様な手順で仕事を頂くか

作品撮影にかけた時間はどんなものか

後輩が悩んでいる時にどう励ませばいいか

先輩と上手く行かない時の対処法などなど

上記を乗り切ってきたOBにぶつけるのは非常に合理的である。

OBも現役アシスタント時代、順風満帆に過ごしてきたわけではない。

アシスタント同士で激しく対立した事

師匠とうまく行かなかった期間

何度言っても後輩が動いてくれなかったり

精神的に参って3日間来なくなったり

芸能事務所からNGをくらって、現場に行けなくなったり

様々な経験をした上で独立している。

「もう限界です。辞めます。」と津野に言ってきたが乗り切って独立した人だっている。

現役アシスタントからすると言わば、生き字引数年前に同じ道を悩みながら進んだ同士だ。

自分で悩んでも分からなかったら直ぐ聞けば、OBは親身になって教えてくれるだろう。

基本的に独立して行った子達は、非常にまともな社会人。現役時代はクソみたいな考え方で生きていた輩も居たが、

独立する頃には真っ当な人間になっており、外部から仕事を頂いて都度責任を果たしている。

なので、困っている後輩の声には親の様に耳を傾けてくれるのだ。

なので、現役アシスタントは 自分ではどうしようもなくなったら、OBを頼って頂きたい。

そして、現役がOBになった時には 次世代の後輩の悩み相談に真剣に向き合ってほしいと思っている。

少し連れ出して、パスタでも奢ってくれたら、後輩も泣いて喜ぶだろう😉

現役アシスタントには、津野では解決出来ない悩みが沢山ある。津野はOB達のコミュ力に頼って 人任せで問題を解決して行こうと思う🤣

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