【仕事は頑張っているうちは成功しない、楽しむようになると成功する。】
この事に関して説明しよう。
仕事人の大半が頑張っている。ウチのアシスタントも頑張っている。しかし、楽しんでいるか?と言われればそうではない人も居ると思う。
この違いは成長に大きく影響する。まず、ある程度仕事を任せられる様になるまで、部下は苦難の連続だ。初めの1年は怒られ続ける。
これはもう仕方がない。仕事の仕方を学生には教えないのだから、「怒られない」なんて事は出来ない。
具体的には、
・期限を守れ
・勝手に進めるな確認をとれ
・返信が遅い
この辺りである。これを覚えるのに1年かかる。遅い人で2年かかる。その間に付いて行けなくなった90%は辞める。
しかし、それで良い。全員が残ってしまったら各業界に占める「スペシャリストの数」は飽和してしまい、仕事の奪い合いになってしまう。
ココを乗り越えて、仕事の全体像が把握出来るようになった時に初めて「楽しさ」が芽生える。
ただただ、走れ🏃♂️と言われたらしんどいが、
10キロのレースだ。さぁ走れと言われたら闘争心が湧くように、
全体像が見えて、走る意味が理解できた時に、人は初めて楽しみを見出すように作られている。
ただただ毎日怒られているようでは、一向に楽しくならない。よって、いち早く仕事を覚えスタイリスト業はこういうものか、だとしたら、
・この様に工夫してしてみよう!
・コレを試してみよう!
・この案を提案してみよう!
と自発性が見えた時に仕事は急に楽しくなる。1番最近独立した愛奈は、入社後1.5年は、つまらそうに津野と先輩にヤラレながら仕事をしていたが、急に全体が見え出して 凄くやり手のアシスタントに急成長した。
当時の先輩達も「津野さん なんかしました?愛奈、急に出来るようになってません?」と言っていた事をハッキリ覚えている。
ここまで耐えれるか、どれだけ早くこの領域に行けるかで、仕事を楽しめるか、そうでないかが決まる。
人によっては、この段階を3か月で終えた人もいるし、ずーーっと ただ頑張っている人もいる。難しいもんだ。
何はともあれ「仕事を頑張る」という段階は、早々に終えることが肝である。その為には、毎日毎日アンテナを貼ること。仕事に没頭することが大事。
「キツいのは当たり前、だってやって来なかったのだから。」そう割り切って休みを一切考えずに没頭する没頭力が必要である。
「余暇の時間は、一定期間排除する!」と決めて、悩む時間を与えず臨めば じきに仕事を楽しめる様になるだろう。
満を持して、「仕事が楽しい!」のステージに入った時、
「仕事を頑張っていた時」よりも数倍早く成長し、自ずと独立が見えてくるものだ。頑張れ!!
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