必死さが心を打つ

プロフィール

今は何でもある時代。何にも困らない。バイトすればお金はくれるし、餓死することもない。医療は整っており、移動も早い。エンタメも携帯があれば、見放題。

こんな満ち足りた時代に、「命懸けの毎日に挑む人」は限りなく少ない。なぜ、必死にならないか。。。

それは逃げ場が沢山あるからだ。仕事が合わないなら次の仕事がある。ウチがダメなら、他の会社がある。

この逃げ場がある状態が非常に良くない。どうしようもない上司が目の前いて、楽しくもない仕事に就いてしまうと、自ずと逃げ場を用意してしまうのも無理もない。しかし、

運良く、就きたい仕事に携わったのだったら、必死になって成果を取りに行かなければ仕事はつまらないものになる。誰しも、評価されない時間は辛いだろう。。。

さらっと何となく仕事をする人から得るものは何も無い。コクだが、それが現実である。

人が心を打つ瞬間というのは、決まって「ガムシャラで必死な人を見た時」だ。

・必死に練習してスポーツ大会に挑む時

・ある人が好きで好きでたまらなくて、必死にアピールしている時

・必死で人を助けようとしている時

・必死で国を変えようとする歴史上の人物

に心を打たれファンになる。

その真剣な眼差しと、表情に人は心を打たれて好きになる。愛される人というのは、必死な人である。

皆がハマったドラマ、映画の登場人物も決まってそうではなかっただろうか。。。

何かに必死だったのではないだろうか。。

一生懸命な人にしか、人は惹かれていかないのだ。

この満ち足りた時代に産まれたせいで、一生懸命でなくても、生きながらえる事はできてしまう。。。必死さに欠ける人が沢山いる。

特に仕事に関してはそうだ。毎日毎日、寝ても起きても仕事だから、平常化してしまって、頭がボケてしまっている。

もっと良いサービスを、もっと良いアイデアはないか、とストイックに考える人は限りなく少ない。さらっと毎日を送る人が多くて、心を打たれない。

もっと命がけの仕事が出来ないものかと、日々嘆いている。

スタイリストのアシスタントはやる事が多いから、時間がない。しかし、時間のせいにすると撮影日に物が揃わず、忘れ物は多発し、お客様からの発注は止まる。結果、会社は倒産である。

結果、時間にのせいにしては何も始まらない。成果は出ない。

何かのせいにするなら、「自分のせい」にする以外に道はない。自分以外のせいにした時点で、負けである。

強い心を持って、人のために我を忘れて尽くせるようになった時に、あなたの人生に華が咲く。

何かのせいにしてはいけない。逃げ場を作ってはいつまで経っても人から見向きもされない人生になるだろう。

弊社の門を叩いた人だけでも、一生懸命を貫いてほしいものだ。

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