業界内に知り合いの多いアシスタント

プロフィール

タレント毎にスタイリスト、ヘアメイクはチーム編成が行われる。しかも、固定ではなくその日だけのチームという事が多い。

365日毎日毎日撮影していると、色んなマネージャーや、ヘアメイクと同じチームとなる。はたまた、昨日同じチームだった人が、明日は共演者の違うタレントさんに付いている、、、なんて事も日常茶飯事。

弊社は撮影本数が多いので、沢山のマネージャー、ヘアメイクと仕事をする。

今日も舞台 挨拶で劇場にいったら、脚本家のヘアメイクや、共演者のヘアメイク、マネージャーが過去に仕事をした事のある面子だった。

津野は基本的に全ての現場に顔を出すように心がけているので、アシスタントの3倍色んな人に会っている。面会する事で業界内に知り合いが増える。増えれば増えるだけ、業界内の居心地はよくなり過ごしやすくなる。

半年、1年を超えたアシスタントが辞めなくなるのは、業界内に知り合いが増えた事による影響は大きい。

今日ふとアシスタントをみると、共演タレントのマネージャーと仲良く話していた。昨日もアシスタントをみるとヘアメイクと仲良く話していた。

その時に「ハッ!」とするのである。津野の知らない間にアシスタントは、自分で「業界内のコネクションを着々と増やしているのだな、、、」と。

津野が思っている以上にアシスタントは、知り合いが多い事に感動する。

元はといえば、津野の知り合いでしか無かった人が、いつの間にかアシスタントの方が仲良くなっていたりする。

続ける事のメリットはここである。1度の飲み会では仲良くなれない人もその後2回、3回会うと急激に仲良くなる。単純接触効果である。人は会う回数が増えれば増えるだけ仲良くなる。

レギュラー番組やレギュラータレントの仕事で強制的に会う事で、仲良くなるタイプでなくても、仲良くなる。やはり強制力が大事なのだ。

人は選択をしながら生きている。会いたくない人には会わない。しかし仕事で強制される事で、元々合わないタイプの人にまで会社の一員として会うことで、上手くやり過ごさないといけない。それによって、自分の器が大きくなり対人関係が、成長していくのだろう。やはり修行🟰強制なのである。

そして、強制的に仲良くなる事で将来仕事をくれるはずもない人間が、仕事をくれたりするようになる。

これが専属アシスタントの利点である。師匠の交友関係が広ければ広いだけ、強制的に人と仲良くなる。それが自分の将来に繋がるのだ。肝心なのは、この機会をミスミスと逃がさない事。

交友関係を増やす意識を持って全ての現場に臨まなければ、何の爪痕も残せず ただ作業をして終わる。「仕事はただ真面目にやれば良い訳ではない」と言われるのは、こういうところである。

舐めてかかって本気でやる」くらいがちょうどいい

津野の自慢は、スタイリスト界の中では、トップレベルに業界内知り合いが多い事だ。これはマネージャーからスタイリストになった経歴もさる事ながら、生まれながらに人間が好きで、人間に異常な興味がある事にも由来する。

アシスタント次第では、アシスタント界で1番知り合いの多い人間にもなれる。仕事は結局仲良しから来る。「仕事を増やす🟰業界内知り合いを増やす」なので、弊社は忙しくはあるが知人は必ず増えるだろう。あとは、アシスタント次第である。

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