年齢を重ねると突っ込んでくれる人が居なくなる。更に【実績】も伴うと拍車をかけて突っ込んでくれる人は居なくなる。誰もがペコペコしてくる立場は、楽ではあるが客観的な意見が遮断される為、つまらなくもある。
すると、突っ込んでくれる人への価値が上がる。大きな会社を作った社長さんや、有名芸能人もココに直面する。周りが皆ペコペコし出し普通の感覚では無くなってしまう。普通の感覚は絶対に忘れてない。なぜなら、偉い人ほど中身が普通だと、ギャップで印象は上がるからだ。その意味では、意見を何でもいってくれる人は非常に重要な役となる。
例えば、我がアシスタント達が素敵な芸能人に会った時に口にする褒め言葉は決まって「メッチャ普通でした。」なのだ。
細かく言うと、「画面からはスーパーマンで近寄り辛く見えていたが、庶民的な性格なので一気に親しみが湧いて好きになった。素敵!!」である。

我々下請け業者は、力ある人に引っ張って貰ったら楽にステージが上がる。引っ張られるには、偉い人や仕事を持つ人を魅了し、虜にしないといけない。虜にするには他者との差別化はマストである。差別化においては目上の人に「突っ込めるかどうか」は大きな分岐点になり得る。
では、ズバズバ物申せる仲に最短で行くには どうすれば良いか。結論は、「人間 皆一緒」と思う事である。立場・年齢が変わっても結局ただの人。普通に接する それが1番。
年齢が上だったり、立場が高いとどうしても見えないフィルターがかかって余所余所(よそよそ)しくなってしまう。しかし、同じ様に産まれて、同じ様に死んでいく同一の個体である。
年上の方に敬語を使うのは当然ではあるが、配慮さえあれば、遠慮なく普通の人として当たって行けばそれで良い。

遠慮の国 日本において上手に遠慮しない人は価値が高まる。津野も2年ほど前 縁があって上場企業の社長(55歳)の家に遊びに行ったが、家賃月額350万円で🗼東京タワーとレインボーブリッジ🌉が一望出来る200へーベー程の庭付きのあるマンションの①室だった。風呂は5人が同時に入れるサイズ。。。正直、家を見た時は ぶったまげたが、ヘコヘコせずに話した事で、今ではめちゃくちゃ仲の良い友達になった。
経済的なステージは遥か上、年齢も上だが、彼も自分と同じタダの人。そう思ってしまえば、その大勢よりも仲良くなれる。まずは、全ての他人に対して固定観念やフィルターを外して行こう。
人同士の付き合いに経歴は関係ない。

コメント