自分の仕事に誇りを

プロフィール

マネージャー→スタイリストという経歴の人は限りなく少ない。使う脳の部分も異なるから、職種をスライドし辛いと思われているのだろう。

「芸能に関連する事業へのスライド」のお陰で、津野は繋がりをまんまフル活用出来たのでラッキーだった。

また、「今はスタイリストですが、マネージャーやってました」という事で、スタッフが覚えてくれる事も非常に優位に働いたと思う。

不思議なことに ここ最近、会うマネージャー、会うマネージャーに「転身してスタイリストになって良かったね」と言われる。

言われた津野の気持ちはどうか、、、嬉しくない。というか戸惑う。なぜなら、

マネージャーじゃ無い方が良かったよ!スタイリストで正解。」というメッセージに聞こえるからだ。

マネージャーという仕事はそんなに悪いものではない。マネージャー業を振り返ってみて自分はどうだったかというと、めちゃくちゃ大変だった。しかしその反動で、めちゃくちゃ楽しかった。

マネージャーは、人のプロデューサーである面、気遣いの面、毎日がイベントで進め方が緻密である面、どれをとっても一筋縄では行かず もがいた。それが、最高の時間だった。

やはり、何かを掴もうとしてなかなか掴めない時の過程が、人生の面白みである。それを三年毎日体験した。

逆にスタイリストから別のジャンルに転職して、大成功を収めた方が居たとして、津野は「転職して良かったね」と言うだろうか。言わないだろう。

では、どう伝えるか。。。「今の仕事、スタイリストより楽しいですか?」と伝える。

津野は今のところ スタイリスト業が世界一楽しい仕事だと思っている。しかし、生まれ変わるなら別の仕事に就きたいと思っている。

理由は、自分の力を別の世界で使ってみた時に、ちゃんと使えるのか使えないのか確認してみたいからだ。そのため、外の世界に行った人には興味はある。

だから、「インタビューくらいはしとこう。」その程度だ。スタイリスト業に不満はない。

現役のマネージャーさん達も、出来れば楽しそうに日々を送って頂きたい。しかし、そうも言っていられない事情があるのだろう。

何はともあれ、「私はこのような仕事をしていて 目標は●●なんだ」そういえる何かを築いて欲しいと思っている。

「自分はこのジャンルでは、誰よりも詳しい!」と誇りを持って言える仕事に就く事が人生を楽しくさせるのではないかと思う。

これを全日本人が持つようになると、日本は世界一の国になる気がする。まずは、個人の力から頑張っていきたい。

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