珍しく忘年会をやってみた。
誰かに「忘年会くらいやんなよ。」と言われたのがキッカケだが、それが誰だったかは覚えていない。
現役アシスタントがOBにも少し声をかけてくれ。数名だけOBもきた。
印象的だったのは、さくらが
「アシスタント同士で上手くやるには、後輩側から先輩に寄り添う必要がある」と言った言葉。
現役からの質問は、こうだった。
●「リースのアポイントをメンバーで振り分ける時、どう上手くやってましたか?」
アシスタント達は、毎日洋服を借りる為の電話アポイントを行っている。弊社は、津野からは一切口出しをしないので、各々が自分でアポイント先を考えて提案し、それを持ち寄って、振り分ける。
その其々が出すアポイント先の量には、差が大きく出る。
経験が長い程、的確な洋服屋を沢山だす。
経験が浅いと、
「ここの服屋にはないでしょ、、、」とか
「ここは貸してくれないでしょ、、、」みたいなロスが出るところを出す。そして、量も少ない。
この差は仕方が無いものだが、その時、未熟な後輩から先輩に寄り添えというアドバイスだった。
アポイント先のアイデアが少ない事に関して、
「すみません、これしか出せないです。力を貸して頂けますか?」
「今日一日運転なので5件しか電話出来そうにないです。残りかけて頂けませんか?」
と困り顔で接したらどうか。。。という事だ。
聞いてて思ったのだが、さくらは「後輩キャラクターとして優秀だったんだな、、、」と今更思った。
人は皆優しい。相談には乗ってあげたい。力になってあげたいと思って生きている。
皆、困った人には手を差しのべたいと思っているものだ。
しかし、力になってあげようと思えるかどうかは、【相談1つ】【言い方1つ】そこに感情を込めて関係を作ってくれれば、後輩が仕事が出来ない事は問題ない。
由実も言っていたが、人との関係値をどれだけ高められるかが、フリーランスになって1番重要だと語った。
仰る通りである。
人と上手くやれない人とは、仕事を一緒に出来ない。という事だ。
そして、その後 由実が語ったことも印象的だった。
関係値を高められない人は、まず外側の人間に良い顔をする。それは逆なんだ。と
「まずは内側の人間を味方につけない限り、外側の人間は取り込めない」と言った。
人の周りには円があり、自分に近い円から順に
・家族・社員・友達・取引先・知り合い・他人
という順番になっている。
その内側から外側に向かって、自分の命を使う時間を振り分けないといけない。これが出来ない人が、【浅い】だの、【外面】だの言われるわけだ。
まずは円の内側にいるアシスタント同士で上手くやる事が先決。
そして、後輩から先輩に寄り添っていけば、上手くいく。コレは良いアドバイスになったのではないかと思う。
それをふむふむと横目で聞きながら 古株の春は、自分の下腹部の脂肪の話しかしていなかった。それはそれで、潤滑油として機能していた。まぁ良いとしよう。
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