吉谷彩子さんのビズリーチのCMお披露目イベントだった。
控え室に入ると🍇葡萄が一房置いてある。
吉谷ちゃんからの差し入れだ。思い返せば吉谷ちゃんはいつも差し入れを持って来てくれる。
それを有り難みもなさそうに、バクバクと食べてしまうスタイリストも最低だが、目の前にエサがあったら欲望のままに食べてしまう性格は治しようがない。
最近、祥太朗が結婚したので、「祝いに何買ってあげよっかなぁ」なんて声に出してかましてる途中で、吉谷ちゃんの結婚祝いに何も買ってない事に気づいた、、、。やばい、、、。
慌てて、会場付近のフルーツ屋で盛り合わせを見繕って渡したら、爆笑された。
撮影 吉谷彩子
世の中にはマザーテレサの様に、無償の愛で周りの人々にお土産を買ってくる人がいる。ウチで言えばアシスタントのみちょぱは、そんな感じ。
金もないのに、「皆さんでどうぞ」なんつってお菓子を配ったりする。
自分の身を削るアンパンマンみたいだ。
この様な人はどうやって生まれるのだろうか。親からの教え、つまり育ちの良さなのだろうか。
津野は自分からどうぞどうぞ!というタイプではないので、
差し入れ文化の根付いた人を、多少尊敬している。
メイクさんから、あるスタイリストさんが、毎回毎回お菓子を現場に差し入れしていると聞いた。「面倒くささを凌駕するサービス精神」にはホトホト感動するが、
その方の現場では、それが当たり前となっているようで、そうなると有難みもなくなってくる。
やはりバランスが凄く重要だと感じる。
誕生日に関しても、ほぼ毎月何処かのタレントさんの誕生日となる。
全てのタレントさんに、均等にプレゼントをお渡しするのも、やり過ぎだと思うので、
現場が誕生日、あるいは誕生日直前だったら渡すようにしている。1日でも過ぎたら渡していない。
顧客タレントさんが出演する「舞台」や「映画」の鑑賞も同じくだ。
全てのドラマ・映画・舞台をみて感想を伝えるのがベストだとは思うが、
そんな事をしていたら、時間がいくらあっても足らない。極力みるように努めるが顧客全体の2割くらいしか見れていない。
2倍速を駆使して、見るスピードを上げていく必要がある。。。
顧客芸能人にスタイリングの提供以上に、尽くす事が2割程度しか出来ていないが、コレで良い。
その分、現場で他のスタッフの何倍も盛り上げれば、尽くせていないアドバンテージはチャラだ。
人は大きなプレゼントを貰った時も1点、普段の何気ない差し入れも同じ1点として、カウントする様だ。
だとしたら、毎回毎回笑顔をプレゼントしてれば、大きなプレゼントは無くても、重宝される。
やはり日々の積み重ねが大事である。
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