バンドメンバーのコーディネートをイメージから丸々頼まれた。曲を渡され「好きにスタイリングして下さい」だけ。
それを社内に即共有し、数日経ったがアシスタントから何もイメージが来ない、、、。
弊社はアシスタントが自ら動かなければ、仕事がストップするシステムを作っている。「案件の事、忘れてんのかな?」と思っていたら、不意に
「ある程度考えてコーディネート出したんで、見てください。」と言われた。
事務所に行くと大量に組んである。。。
「コレ打ち合わせもなく、何で勝手に出してんだっけ?しかもこんなに大量に、、、。」
仕事には順番がある。
クライアントがなんでも良いと言ったのなら、イメージを擦り合わせるのは、まず津野だろう。
それをやらずに勝手にイメージを作ったら、どうなるだろう、、、。
例えば、黒のコーデを3時間かけて作って、上司に確認した際、グレーが良いと言われたら、3時間は水の泡となる。
まずは、社内で「脳内イメージのすり合わせ。」そこから2.3体それに沿ったものを提出して、更に修正。
そうやって1つの山は超えていく。
つまり、イメージのすり合わせ(打ち合わせ)をまず1番にやらないといけない。これを飛ばすと、飛ばした部下が嫌な気分になる。
「せっかく頑張って考えたのに」みたいな事。
しかし、この勝手に進めた仕事は残念だが、自己満でしかない。
打ち合わせとは、時間を短縮する作業。まずこれをやらないと永遠に不毛な作業から開放されない。
私はこう考えてますが、津野さんはどう考えてますかを冒頭にもってきて、話を進めるべきだ。
大変面倒くさいが、これを全ての案件で確認しながら進めていかないと、チームとしては弱い。
案件を振られて、「いかに早く芯を付くか」にビジネスセンスを問われるので、案件の初めは特に気を張って望んで欲しいものだ。
前述したが、自分達で動かないと仕事が進まないシステムといった。コレに関しては、我ながらとても素晴らしいシステムだと思っている。
ウチに応募したのも自分から。入社して仕事を動かすのも自分から。
会社内部にいても自分から、動かないと周りのアシスタントメンバーに相手にされないし、怒られる。
しかし、こんな会社内にいても自分から動こうとする人と そうでない人の差が開く。
つい先日も、衣装案を出さない後輩のことを、先輩が叱咤激励していた🤣
その衣装案のLINEアルバムをみると、1人が40点だしてて、他は2点とか3点とか、、、。そりゃ怒られるわ。
そろそろ津野が言わないと、こりゃ上が可哀想だなぁなんて思っていたら、先輩本人からドツキが入った。
とても良い環境である。
仕事はそうでないといけない。能動的に仕事を見つけて動かない癖がつくと、独立してから数ヶ月で終わるだろう。
終わるというのは、動けなくなってスタイリスト自体を辞めていくという事だ。
そうなったら、頑張ってリングに立った意味がない。
将来 自分からガシガシ動いていく為にも、今のうちから一歩目を素早く出す練習をしておくと良い。
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