基本的に仕事人間は「報酬」か「罰則」でしか動かない。
大部分の人は「固定給なのに自発的にやれと言われても、、、」という考えを持っている。
何処まで行っても合理的。。。しかし、人の心というものは合理的でないこと。効率的でない事で動く。ここは知っておくべきポイントだ。
スタイリストのアシスタントに関しては、金銭的な報酬は限られているので、それ以外の報酬で身体が動く。
それは、「華やかな世界を見れる事」である。
よって、個人のスタイリストやスタイリスト会社は アシスタントの為に
より多くの華やかな世界を 提供出来るよう努力する必要がある。
アシスタントはそれに見合った対価を、労働力として提供する。
この働くという事において、アシスタントによく話しているのは、
「作業」をするな、「仕事」をしろ である。
体を動かす作業を出来るだけ効率化して、素早く終わらせる。
そして、「何処のブランドを引っ張ってくるか」
次の媒体には「どんな服が合うか」の
アイデア出しの時間(思考する時間)に当てろという事だ。
ココで「作業」と「仕事」の違いを、気持ちの面で解説すると
●「仕事」は自分からやる事
●「作業」は与えられた事をやること
となる。つまり、
「作業」とは
人から与えられた事。体を使ってやる事。
「仕事」とは
自分からやる事。頭を使う事 となる。
「作業」ばかりに従事するタイプの人間は、仕事は「筋トレ」みたいなモノだと思っている。
出来ればやりたくない、きつい、大変。
これを抱えたまま、何年間も耐えている。
この様な日本人は非常に多い。 ちょっとした気持ちの切り替えで人生は変わるのに、それを自らやろうとしない。実にもったいない。
例えば、5キロ走って来いと言われたら、嫌だなぁと思うが
ひとたび「レースです。」と言われると燃える🔥
しかし、この二者は 実は同じ事をいっている、、、。
結果、気持ちなのだ。気持ちを変えれば、人生は楽しくなる。それに早く気付かないといけない。
どこに行っても「成功者は成功する」と言われるのは、マインドの問題だ。テクニックではない。
一見つまらない仕事でも、楽しく出来るマインドを持っているから、結果として成功者となる。そういう事だ。
ちなみに
「実績」というのは「挑戦」と「失敗」の数だ。
スタイリストとして実績を積むには、あるいは、アシスタントとして実績を積むには、「挑戦」の回数が最も重要となる。
案件毎に、衣装案を自発的に提出し、師匠に門前払いされ。
また提出し、修正され、、、。それを繰り返す事で「実績」は磨かれて行く。
が、しかし自分から積極的に動くことを躊躇し、人任せにして「挑戦の数」を減らす者もいる。
そうする事で、安心安全を保とうとする人が 現状維持に留まる。
自ら機会を作り、機会によって自らを変えて行かなければ、誰が貴方を次のステージに連れて行くのだろうか。
この「自ら機会を作る」という行為が、欠けている人が多い。臆病者に未来はない。
ちなみに上記の
「自ら機会を作り、機会によって自らを変えて行け」というスローガンはホットペッパーを営むリクルートの社訓でもある。
素晴らしすぎる。本当にその通りだ。
自分から行動し、その行動でステップアップする以外に成長はないという事だ。
今、現状維持に留まっている臆病者は、自らの行動によって人生を変えて行かねばならん。
成長した姿を、お世話になった人達に見せていこう!!
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