部屋が汚い、、、ペットボトルを出す日なのにだしてない、玄関ホコリだらけ、、、。
明日は事務所にタレントさんも来る日だったので、
大掃除を命じた。
エイベックスや、知り合いのデザイン事務所は
「机の上には何も置かないこと」を推奨している。これが実に整頓されて素晴らしい。
これを踏まえて、荷物を置かない事を義務付けているが、いつも散乱している。
どうしたら机に何も置かなくなるかを、仕組み化しようと思いテープを貼る事にした。
何事もエラーがでるのは、人のせいではなく、仕組みが悪いせいだ。
リーダーがそれを率先してやるしか、道はない
そこで今回取り入れたのは、TOYOTAの整頓術。
緑線から狭い方は荷物置き可、広い方は不可。
わざわざ見える様に線を引けば何とかなると思っている。
整理整頓、掃除が出来る人は仕事が出来ると聞いた事はあるだろうか。
「そんなまさか」と昔は思っていたが、今やその通りとしか思っていない。
仕事が出来る人というのは、常に頭がスッキリしている。
色々なタスクを脳内の複数ある箱に閉まって、常に整頓されてある状態なのだ。
それが脳内だけでなく、私生活にも出る。
何事も後回しにせずに、優先順位を考えて整えていく習慣があるので、部屋も散らかる前に整頓しようとする。
例えばご飯茶碗にこびり付いた米粒を時間が経ってから、必死に取ろうとしない。
食べ終わった段階で水につけて洗ってしまう。
洗濯物も溜めずにこまめに洗う。このようなマメな人間は決まって仕事ができる。
まさに会社員時代「この人にはどれだけ頑張っても勝てない」と思った 日向さんはそういう人だった。
ご飯を食べていても、グラスのコップの水滴が下に落ちる前にお搾りで拭く様なタイプだ。
米倉さんのおびただしい程の案件を、片っ端から整頓してスケジューリングしていく姿をみて、津野はマネージャーを辞めようと思った。
皆様は「ブロークンウィンドウ理論」というのをご存知だろうか。
環境が乱れていると、心も乱れるという事。
その名の通り、
「割れた窓を見ると、人は更に割っても良いと思う」という事だ。
●ニューヨークの壁に描かれてあった様々なスプレーアートを消した途端に、犯罪が激減したというのは有名な話。
●ディズニーのスタッフは、1人がゴミを床に捨てると即座に掃除する。他の人もそこに捨て出すからだ。
●事故を起こす車の8割は、車内が散らかっている
●外から集合住宅を見上げた時に、1番汚れた部屋が犯罪者の部屋
これは全て統計上の事実。
心が乱れてるから、部屋を汚すのではなく
部屋が乱れているから、心も乱れているのだ。
整理整頓が出来ない人は、汚したいわけではない。
「片付けなければならない」とは思っている。しかし、この考えこそがOUTである。
逆に整理整頓が出来る人は、
「片付けたい」と思っている。
ここが大きく違う。脳内の整頓術を
現実世界にも応用している証拠だ。
以上のことより、弊社の従業員にも まずは掃除、整理整頓から1歩目を切り出し、そのうちそれを脳内にも応用してほしいと切に願うのである。
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