映画「八犬伝」のレッドカーペットだった。
キラキラと輝く俳優陣をみて、なにか惨めな気持ちになる。。。
レッドカーペットを見るまでは、そんな気持ちになるとは微塵も思わなかった。
この作品はキャストの並びから見るに超大作。なかなかお目にかかれない程のドでかい制作費だろう。
今年を代表するような作品に携わる事が出来た事は、大変光栄ではある。
しかし、それを脇で指を咥えて眺めるだけしか出来ない、ただの1スタッフというポジションに虚しさを感じた。
クラスのイケてるグループを羨ましく眺める、2軍の自分みたいな感情。
「スタイリストをやっているのだから、1スタッフが当たり前」とは思うが、それでは気持ちが落ち着かなかった。。。
どうしてそんな感情になるか、、、。
それは自分の目標
(スタッフ1000人の会社の社長になる)
に達していない悔しさ。そこに まだまだ立てないもどかしさであろう。
スタッフ1000人ともなれば、このレッドカーペット全体を取り仕切る配給会社の規模だ。
今のペースでは、間に合わない、、、。焦る。
途方もない目標をぼーっと眺めていても始まらないので、小さな通過点を考える。そうなると、先ずはスタッフ100名が先決である。
今夜から、目標を紙に書いて名刺入れに入れて毎朝それを確認して生きていこうと思う。
人は本来あるべき姿の場所に戻ろうとする習性がある。その戻る力を利用して高みにJUMPするという方法だ。
これはダイエットをする人が、痩せたのにリバウンドして戻るのと同じプロセス。
人は居心地が良い所に身を置こうとする。
今の自分は、大変居心地が良くないので、脳内だけでも目標の世界に飛ばしておこうと思う。
想像してみて欲しい。
目の前には未来行きのエレベーター。それに乗る。扉が開くと目標を達成した、数年後の自分が壇上に立っている。
ずっと近くで応援してくれた仲間に囲まれて、祝賀会が開かれている。
壇上にいる数年後の自分が貴方に寄ってくる。
ココ数年で数々あった苦難、喜びを話す。頑張れ負けるなと貴方の背中を押してくれる。
貴方は現在行きの戻りエレベーターに乗り、現在に戻る。
この情景がハッキリ想像出来た人は、必ずそこへ行ける。
願掛けみたいで、夢物語ぽくて嘘くさい。何の役にも立たない、、と思われるだろうが、多くの成功者がこの方法でとんでもない大JUMPをかましてきた歴史がある。
それを素直に真似てみようではないか。
現に津野は「スタイリストになったらやりたい7つの事」を紙に書いている。それが、3年後には5つ叶っていた。
内容は、
・海外ロケに行く
・主役俳優のスタイリングで舞台挨拶する
などなど
不思議と 目の前の仕事に必死になっている間に達成しているものなのだ。
誰か同じように紙に書いてみませんか?
紙に書ける行動力がある人は、1000人に1人だ。ほとんどの人は鼻で笑って書こうとしない。
だから、書く人になれば勝てる!というわけ。
毎日、紙を見ると意識は変わるはずである。
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