stylistの仕事発注→撮影までの時間感覚

プロフィール

大阪NHK出張。

今日は大阪で【うたコン】の仕事。

毎朝見てるドラマ「ブギウギ」がテーマの回で

新納さんのスタイリングだ。

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歌番組の収録は長い!

まずは音合わせ→リハーサルの順でやる。1本受けると終日仕事となる。

(ほかの演者達のリハもあるから.中空き時間も凄い長い。。。)

そんな中空きに新納さんにNHK食堂で うどんを奢って頂いた。

うどんをすすりながら「ブギウギ」キャストの中では伊原六花さんと仲良しという事を聞いた。

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新納さんから彼女の名前が出てくるとは思わなかったが、

実は、六花がバブリーダンスで紅白に出た高校時代から、スタイリングをさせて頂いている旨を話した。

するとその直後、それを聞いた新納さんがスッと裏に消えて六花を連れてきた。びっくり🫢

今回新納さん以外のキャストリストに目を通して無かったので、突然のサプライズに感動した。

昔、六花に質問した事がある

「貴方みたいな天真爛漫、いつも笑ってて、リーダーシップのある努力家、どうやったら育つの?」

彼女の親の育て方を教えてほしかった。

そのくらい知性とユーモアに溢れたNICEな人だ。その教育のノウハウがあるのならば、ウチの子にも提供したいものだ。

そんなサプライズもありつつ

番組は問題なく、生放送を終え終了。現在は帰路についている。

今回「うたコン」は

1番に問い合わせを受けたので、本日はこちらを優先したが、今日を迎えるまでに、本日の雑誌の撮影依頼を3本受け、全てアシスタント対応で許可を頂いた。有難う御座います🙇‍♀️

最後の1本の依頼は昨日の夕方きた。

編集さんも、少し慌ててる様子だったが

お受けしたら、大変喜んでくれた。

直前依頼といえば

以前、「欅坂46」のカレンダー撮影を受けたが、撮影日の前日18時に

「明日8人やってくれる?」と依頼がきた。

編集部さんも「46人やって!!」とは言い辛かったのだろう、津野を含め5人くらいのstylistにお願いしたらしい。

うちとしては、46人でもいけたが、8人のGOサインが出た瞬間に アシスタント4名に

「今すぐ作業の手を止めて全員街へ出てくれ!」の指示を出し、速攻で飛び出し2時間で集めた。

翌日の朝、呼ばれた5人のstylistに聞いたが、

「18時からアポ無しでPRESSに乗り込んで借りた」とか言ってた。皆様、素晴らしい👍

ここで重要なのは、その「レスポンスの速さ」と「判断力」だろう。

編集からの18時の連絡に気づかなければ、20時で服屋が閉まる時点でアウトだ。

かつ、どのstylistも本気で服が可愛かった。流石である。

秋元康さんの案件は、直前に紙媒体が決まる事が多い。

まずは、動画メディア優先、歌優先、紙は前述のスケジュールが空いたところにハマってくる。

なので.撮影決行の判断が遅れるそうだ。

この案件を受けた編集部員は、撮影決定の案内を、受けてから4日徹夜したらしい。

そらそうだ、stylist、ヘアメイク、カメラマン、スタジオをまず押さえ

カレンダーの「月毎の衣装イメージ」を

カメラマンと話し合い、死ぬ程細かい46人のタイムスケジュールをExcelに埋め込んで1枚の紙にして.我々に配布する。

ヘアメイクさんを46人も呼べないから、10人くらいのメイクさんが、誰を5人担当するのか決め、同様にstylistにも担当表を配るわけだ。

編集部の方々は俺らなんかより全然忙しいし、タフだ。頭が上がらない。

そんな超多忙なタイミングの中、ウチは同日に他の撮影も受けてる手前、

「明日は何時に何処のスタジオで、いつ終わるのか?」を聞かないといけない。

本当に申し訳ない。。。と当時思っていた。

カレンダー撮影に集められたstaffは、全員ベテランだ。

そつなく1日でカレンダーを撮り終えて 無事に終了を迎えた。

当時 この撮影をトップで指揮した歌田さんと吉澤くんを載せておこう。

この2人には、かなりお世話になったし、鍛えて貰った。そして、マジで「しぶとかった」。

1つの撮影にギリギリまでトコトンこだわり、彼等のイメージと異なるテイストの服を

事前に衣装提案しようものなら、ガンガン詰めてきた。

やはり、どの業界も登り詰める人間は たった1カットの写真ですら 自分を追い込むのだ。尊敬する。

掲載した写真は、歌田さんが退職される際に、世話になった御礼として「白苺」を持って行った時のものだ。

吉澤くんもこの後 退職し Tarzan編集部に行ったが、そこでも「ジェネレーションズ」の仕事を振ってくれた。有難うね。今後も弊社を鍛えて下さい。

読者の皆様には、stylistが

どのようなスケジュール感で動くのかが

少しでも伝われば この投稿は成果をあげたと思う。

インターンの方が何日も前に、初日の集合時間を聞いてくれるのだが、上記のスケジュール感で動いているので、いつも答えようがなくて、直前まで時間の指示は待って貰う。

インターン生以外にも別業種の方から、

「この日のこの時間空いてますか!?」なんて問い合わせを受けるのだが、下請けのスタイリストは時間を決める権限がないので、面会者には待ってもらうしかない。

明日の税理士さんとの月一面談も前日の今日、時間を提示させて頂いた。

日々こんな感じなので、「ランチ行こうよ」とか、「夜遊ぼう」みたいな予約は出来れば当日欲しいのが本当のところである。。。

ただ基本的には1週間前(広告に関しては3週間程前)に撮影依頼はくるので、直前依頼はそう多くはない事を伝えておく。

さて、そんな中 今日も都内組から大阪の津野へガンガンLINEが送られてくる

「服に対する靴はこれでいいか?」「パンツの裾のボタンは何個あけるか?」「靴下はどうするか?」などなど

それらを事細かくタイムリーに答えていった。今日は都内もうまく回せたようだ。ほっとした。

 

今日は撮影4件の上に 返却が30件あり、人手が足りず、卒業生の愛奈に1現場担当して貰った。

卒業生の存在は本当心強い。有難う御座いました。

明日は広告撮影。どんな撮影スタッフに出会えるか.今日から楽しみだ。

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