お世話になっているタレントさんが、日本テレビのバラエティ番組の露出が増えた。
今までのAマネージャーさんは、真面目に営業していたが決まらず、新しいBマネージャーが営業すると決まり出したと言う事。
この違いはなんだと思う?
答えは「しつこさ」。
タレントさんは、日テレの出演を懇願していた。それに応えようと、Aさんは都度営業に行っていたようだ。
しかし、その営業スタイルがハマっていなかったという。彼はプロデューサーを困らせないよう、プロデューサーが逃げやすい言い方をしていた。
「うちの●●、まだ出演きびしいですよねー?」と言ったような言い回しと推測される。
そうなると、プロデューサーも逃げやすいから、何かと理由をつけてサラッとかわしていく。
良好な人間関係を構築するには良い方法かもしれないが、仕事は取れなかった。
ところが、新しいBマネージャーはガンガン責めの姿勢でアタックする。プロデューサーが他の人と話しているのに、上手に割り込んで出演交渉をしたり、
出演許可の連絡が来なければ、こちらから鬼電し、電話に出るや否や、「出演の件どうなってますか?」とだいぶ前のめりに問い詰めていた。
基本的に人は煙たがられるのを避ける。相手を困らせたくないので、暑苦しいほどの接近戦は避けようとする。
一度営業したら何ヶ月か待ってみて、来なければ時期を見て営業にいく。
しかしBマネージャーはそうではなかった。獲物を掴むまで追って追って追い回すタイプなのだろう。
コレにより、日本テレビのバラエティ班は根負けしていると考えられる。
この話には、刺激された。待っていても来ない。自分から取りに行ける人だけが残っていくのだと、改めて感じた。
泥臭い人間がやはり良い。それは間違いないのだ。サラッとしててすかしてるのは格好悪い。
いつの時代も、地べたを這いずり回り、1人1人を確実に捕えるドブ板営業が大事だと気付かされた。
コレに触発されて、弊社はアーティストへの営業用に2社分のデザイン画の作成に入っている。想いが形に変わるまで、売り込んでいこうと思う。
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