新卒者がそろそろ入社してくる。今年の4/1は2名入る。
去年の4/1は5名入って残っているのは、現在1人なので 今年は なんとか頑張って頂きたいものだ。
世の中には
ありのまま信仰が蔓延している。
「貴方はありのままでいいのよ」と変わらない個性を尊重する世の中の流れだ。
では、果たしてコレは正解なのだろうか。
ありのままで皆、成長できたら そんな幸せな人生は無いだろう。
少なくとも仕事においては「ありのまま」で良いわけない。
弊社から独立した人が、新人のアシスタントに頻繁に言う言葉は、ここに居ると
「性格変わるよ」だ。
今までの学生時代と生活リズム、スピード、が180°変わる為 そう伝えているようだ。
日本が誇る世界的経営コンサルタント大前研一さんは、人間が変わるには
この三つしかないと言っている。
●住む場所を変え
●付き合う人を変え
●時間配分を変えなさい
弊社アシスタントへの志願者や、インターンの方に自己紹介して貰った時に「私はマイペースです。」って言われると、
「ウチでは続かないなぁ、この子は」と思ってしまう。
コレに関しては、どの会社に入ってもそうだろう。
会社が「貴方のペースで良いよ」なんて言ってたら「生産性はダダ下がり、業績は低迷するに違いない」郷に入ったら郷に従え、更には引っ張っていけだ。
自分の至らぬ点を変え、成長するためには
必ず「苦行」が訪れる。苦しくて現状を打破したいという強い信念こそ、人を成長させる。
そして、苦しみの先に喜びがある。
津野も若い頃は、怒られまくって、上手く行かなくて、お金もなくて苦しかった。
それが8年続くわけだ。逃げ出してしまったら、どれだけ楽か。そう思っていた。
何度も同じ事で怒られ、上司がサクッと気付く事にも永遠に気付かず。蹴られ。
会社に1本の仕事すら持って来れなかった。
こんなんで月給貰っていいのだろうか、、、そう思った時期もある。
22歳の時に、上司の小笠原さんに助走つけられて蹴られた事、
27歳の時に中川原さんにハンガーラックを投げつけられた事は今でも根に持ってるが、それなりの価値を提供する事ができず、グーのねも出なかった。
とにかく、ロイヤルホストで、値段見ずに注文できるくらい金持ちになりたいと漠然と夢見ながらも、1000円未満のパーコー麺を注文していた。
「ありのままで良い」は程の良い、逃げの言い訳だ。
人は快適である「コンフォートゾーン」から抜け出して、「ラーニングゾーン」に行かないと成長はない。
その先の「パニックゾーン」まで行ったり来たりするくらいまで いって、初めて生産性が爆上がりする。
自分がこのまま少しずつ成長していっても、達成出来ない目標を掲げて初めて脱皮することを、若手には知ってほしい。
例えばGoogleの社員は
10時間の作業時間を9時間にするにはどうするかを考えず、
10時間の作業を5時間で終わらすにはどうするかを考えるという。
世界を引っ張るスーパー企業が目標の立て方を教えてくれている。
「根こそぎやり方を変えないと、人は成長しない」と言う事だろう。
とにかく今日一日死ぬ気でやる。明日の事は考えない。今日やれる事は全て今日やる。夏休みの宿題は、夏休み開始3日で終わらせる。その前のめりな勢いが必要である。
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