機嫌の良い人を増やす

プロフィール

「津野さんA社を辞めて転職し、B社に入りました。撮影お願いできますか?」有難いお話である。

A社の主役級の女優が会社を辞めて、大手C社に移籍した。同時に

マネージャーも辞めて、女優とは異なる大手事務所B社のマネージャーになった。

実績のあるマネージャーは引くて数多。また新しい事務所でも、主役級を育成するよう努めるのだろう。数年後が楽しみである。

人は居心地を求めて移動する。マネージャーさんは、担当女優を離れるまでは「頑張ろう、会社に残ろう」と思っていたのだろう。

その役目を終えて、自社を振り返った時に、これからも残り続ける環境ではないと判断した為、転職したのだと思う。

人が1番興味あるのは自分の事。自分が輝ける場所を求めて、移動するものだ。

逆を言えば、会社側は

「今の環境は居心地が良く成長出来る!」とスタッフに思わせないといけない。その為に古株はどうすればいいか。。。

それは、社内の士気を上げる事である。士気を上げるとは、エネルギーを与えること。目標達成を狙いつつも楽しませるということ。

箱根駅伝の青山学院大学を率いる原監督は、

楽しめない環境を作ってしまったら、人はヨソで楽しむ様になる。だから、青学が最も楽しい駅伝部と思わせる様に努力している。」と言っている。

まさにその通りだ。古株は楽しい社内を自らの手で作る以外に道はない。

人が楽しいと思える環境とは、どういう環境だろうか。。。。

笑顔、暖かさ、優しさ、遊び心 切磋琢磨 色々考えられる。しかし、1番大事なのは【機嫌】である。

機嫌が悪い人が目の前にいる環境ほど、つまらないものはない。

機嫌の良いポジティブな人が多いだけで、良い環境と言われるのだ。

気分の浮き沈みを一定に保ち、笑わせる時は笑わせ、怒る時は短時間で怒る。

そして、いち早く機嫌をセンターより高い位置に戻す必要がある

スタッフ其々が、自分の機嫌に注意を払い、遊び心をもって仕事に臨める環境を作っていきたいものである。

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