2025年6月は、月の半分が、海外か地方だった。率直にいって最高だった。
東京を離れた為に行けなかった撮影は、41あった、、、行けなかった撮影のスタッフには、大変申し訳ないが、都内は3人のアシスタントがよく回してくれたと思う。
スタイリストになる時の夢の1つが「世界を飛び回る事」だったので、叶っている。
津野は「家の中には何もない、外に宝物が落ちている」と思う人間。見た事ない風景・人間・動物に会える事を生きる醍醐味と思っている。
そこから得る発見、己の価値観の変化が最も尊い。
「幸せは掴む物ではなく、気付くもの」で、過酷な土地に行ったときに、豊かな日本は凄いと思い、家族と離れた時に家族の大事さに気付く。そして、津野が居なくても都内撮影を回すアシスタントの凄さに気付き、誇りに思う。
幸せに気付ける地方ロケ、海外ロケは最高である。
移動距離が人を成長させるのだろう。現実世界は、行動してみないと分からない事だらけである。

🇺🇸は、貧富の差が凄かった。ロデオドライブ、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームではフェラーリがバンバン走り、
方や我々が泊まったホテル付近では、ボロボロの服を着たブルーカラーの人達から、路上で睨みつけられた。
その反面、お店での人々のコミュニケーションは非常に有効的で、知らない人同士が街の至る所で笑顔で会話をし、ボーダーレスな世界を体験した。
函館は、凝縮された小さな街で 移動距離が短く撮影するには.最高の街だった。
朝5時からの市場では、物を売る商店は客に困り、イカを釣って食べる店には、客は並んでいた。
商店は、ものを売るのではなく、エンタメを取り入れないと勝てない事を知った。

大阪では、モード学園の講義終わりにアクセサリー店の専務にあった。津野をまるで芸能人の様に迎え入れて頂いて、大変驚いた。
今後弊社にアクセサリーを不定期で送ってもらって、津野の仕事に活かす話を進めた。

福岡のイベント前に、実家に一瞬帰った。カレンダーに書き込まれた【予定】に安堵した。
人は「暇と孤独」には耐えられない。1人暮らしの親を福岡に残し兄は茨城、、、津野は東京、、、家族がいない福岡で元気に過ごしているか、不安だったのでスケジュールの大部分が埋まっている事に正直ホッとした。

小浜島の満点の星空は🌌それはそれは綺麗で、道端に山羊が歩いていたり、クジャクが集団で歩いていたり、、、🐐🦚人と動物が共存して生きている。
アスファルトとビルに囲まれ、時間のない中で暮らす我々とは真逆の時が流れていた。
新しい物、新しい出来事に飛びつく性格の津野としては、小浜島には「いれても3日」だと思った。
やはり、津野は人が揉みくちゃに存在する大都市があっている。
18歳で福岡を飛び出した経験は間違って無かったと改めて気付く機会となった。


様々な場所に行くことで、新しい出会いがある。
様々な場所に行くことで、東京での実生活を俯瞰してみれる。
外には宝物が転がっている。
外へ行こう!!

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