昨日の撮影で、「コレが津野さんへの最後の発注となる。最後にお仕事出来て良かったです。」と言われた。
ある雑誌が無くなる、、、またである。
どうやら、その出版社は大変なようで2025年の3月に派遣切りが行われ30人が去り、そこから7月までに、更に20人が会社を去ったようだ。
社長は「業績が悪すぎる。赤字に耐えれない」と話していたようだ。。。
本では食べていけなくなる時代が いよいよ到来した。WEBの収益がTVの広告費を抜いたのが2019年なので、WEBが激震を続ける中「そこから6年もよくもった」と言えばもったのかもしれない。。。
ここ6年でお世話になった編集者は、ドンドン別の編集部に入ったり、全く違う業界に入ったりしていたが、会社の未来を予見して先に抜けた人は、命からがら助かった形となる。
今年から退社が始まった方々も、うまく再就職出来れば良いのだが、、、。
社会はドンドン変化する。その変化に早く気付いて、新しい世界でシェアを拡大する力が必要となる。本が終わる時代が来る事に先に気づいた出版社は、うまくWEBに移行できているが、その中でも、ほとんどのファッション誌は乗り遅れてしまった。それが今、休刊ラッシュを招いている。
ビジネスはどれだけシェアを先に取るかが決めてで、
ソフトバンクがPayPayでQRコードシェア70%を取ったスピード感は素晴らしく早かった。大胆なキャッシュバックと、個人間送金や画面がクルッと反転する機能など、ユーザーが使いやすいように改良しまくっていた。
各個人にもあのような行動力、時代を読む直感力が必要なのだろう。
70%は独占シェアである。ココを目指すのはかなり厳しいが26%を取れれば、「市場影響シェア」と呼ばれ、激しい競争状況から抜け出した状態とみなされる。
まずは、スタイリストとして、ここを目指して行こうと思う。

具体的にシェアをとるには、まずは各ジャンルの要人を押さえる必要がある。俳優、芸人、アーティスト、スポーツ選手、アナウンサー、2.5次元、声優などなど
彼等が所属する事務所の人達と、広く薄く関わりを持つ事がネックとなる。
仲良くなるには「会う回数」が大事なので、頻繁に広く会える事務所や師匠の元で勉強を始めて欲しいものだ。
弊社の場合、スタイリスト業はさておき、衣装レンタル業のシェアを取っていきたいと思っている。
衣装レンタル業は、業界大手のマナマナが圧倒的王者で、コード、アルカトロック、シマシマ、PGなどまだまだ店が少ない。
やり方次第ではシェア26%は、夢ではないと思っている。
現在、働いてくれる人さえいれば24時間営業として、「困った時のお貸しや」を目指している。
そのうち移転と、顧客目線の使いやすさ、シェア拡大のための施策をスタッフと話し合いながら シェアを伸ばして行きたい。

22年年前、当時は全盛期を誇った「銀行」「出版社」にガッツポーズで入社した大学の同期は、今どういう気持ちで仕事に向き合っているのだろうか、、、。
銀行の人はみずほ銀行なので、まだまだ残れる。しかし、出版社に入った友達は、大手では無かったので、無事だろうか、、、
10年先の未来は今と大きく違う。5年先を見ながら早め早めに方向性を見極めて行動し続けなければならない。。。変化していきましょう。
コメント