ポジション(シェア)を取って、勝ちに行く。

プロフィール

先日アーティストの渋谷でのLiveで、事務所の社長さんに質問した。

『Live会場はどのくらい前から予約するのでしょうか?』

そうだなぁ1年くらい前かな、、、。かなり先である。当然だが、土日から先に埋まっていき、平日だと半年前に取れる事もあるという。

東京は需要と供給がバグっている事を知った。例えば、津野はサッカーチームのコーチをやっているが、砧公園のサッカー場は毎月抽選で競争率100倍。年1回ですら取れない事はザラだ。施設が足りていない。

かなり先にLive会場費を払うとなると、制作を悩ませるのは資金調達であろう。太い金額を先払いしないといけない

 例えば今回は、

大規模ホール(200人以上): 20万円以上/日

  • 代々木第一体育館: 675万円/日
  • 京セラドーム大阪: 1,400万円/日
  • 東京ドーム: 2,420万円/

会社に余剰資金が、なければ何処も借りれないわけだ。今回は500人規模なので50万〜80万くらいなのでまだ払える会社は多いと思っている。

そしてLiveを開催しようが、体調不良で飛ばそうが同じ会場費用はかかるので、運営はヒヤヒヤもんである。会場費含め制作チームのギャラの分配のために、チケット代だけでは賄えず、グッズ販売に本気を出すのも理解出来る。それにしても、コロナ期間なんて、本当に大変だったのだろう。。。

社長曰く、「会場は会場で押さえるのは大変だが、人も人で大変だ。」と言っていた。人とはアーティストを支えるバックバンドの話だ。

3人グループ、4人グループで身内で演奏が完結するなら問題ないが、ピンで活躍するアーティストは、演奏スタッフを集めるのに一苦労だという。

理由は、良い人ほどスケジュールが埋まっているからだ。ここも取り合いなのだ。

どの世界も、仕事が集中する人には集中する事を改めて知った。

津野の唯一の趣味はサーフィン🏄だが、サーフィンには「ワンマンワンウェーブ」というルールが有る。1つの波に1人しか乗れないって事。遅れて同じ波に乗ろうとするとめちゃくちゃ怒られる。理由は、ぶつかって大怪我をするからである。

サーフィン未経験者に分かるようにいうと、サーファーは良い波を選んで波乗りするのだが、その波を待つのに30分待つ事だってある。

「やっと波🌊来たーー!!」と思って乗ろうとしても、上手い人から良いポジションを押さえるので、下手くそは乗れない。すると、能力の差はドンドン広がってしまう。

上手い人は更に上手くなり、下手な人はずっと下手くそ。これは、ビジネスの世界と同じだと思った。

仕事がある人は、抱えきれない程に仕事に溢れ、仕事が無い人は、トコトンない。今回のバックバンドの方々と同じである。

いかに早い段階で選ばれる人になるかの勝負になるので、ポジション取りが大事である。

ポジションを取るには、能力は必須。能力を当たり前に持った上で、いかに同業者と差別化を取るかが肝である。

自分の個性に注目して 「10人いたらココは負けない!」という部分を伸ばして、過剰アウトプットして行く事が大事である

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