負ける可能性が高くても、自分を信じて闘えますか?

プロフィール

声がでかい研修生がきた。声がでかいだけでアシスタントに「自信があるねー」と言われていた。過去仕事が出来る人に沢山会ってきたが、皆さん声がデカいし声が通る。

「仕事の出来・不出来と声の大きさ」は何か相関性があるのだろうか。あるいは、声がデカいと、自信がある様に見えるだけでマヤカシなのか。。。

兎にも角にも、声は大きい方が夢は叶いやすいと思った。

弊社は沢山のインターン生が門を叩く。その度に様々なタイプの人間に合うのだが、1日過ごせばその人のタイプは大体、判断出来る。更にそこから3か月くらい仕事をすると、「この子は伸びるなぁ」とか、「この子は止まるなぁ」とか分かったりするものだ。

判断基準は、言葉の端々から滲み出る【覚悟】と【エネルギー】である。

インターン生に何度か下記の質問をした事がある。

「貴方は弊社に毎年30名くるインターン生の中で、1番だったと言えますか?」過去この質問に「はい!」と答えた人は1人もいない。

何故か、、、理由は、気持ち的に「なんとなく来ているから」だ。仕事内容を覗きにだけ来る人は、何となく来てしまう気持ちも分かる。

ただ完全にスタイリストになる事を【決めている】人は、そうであってはならない。

「独立後はスタイリスト3000名のトップになれ!」とは言わないまでも、アシスタント界では1番優秀だと噂されるレベルにならなければならない!!

つい最近PRESSで会った、スタイリストの杉浦くんは、当時、巨匠スタイリスト望月さんのアシスタント史上【1番優秀だ】と言われていた。

そうやって界隈で 噂されるくらいまで、自分を奮い立たせていこう!!

独立した後に、貴方のライバルになるのは、経験値の高い3000人のスタイリストである。そこに殴り込みに行くわけだから、アシスタント1年目からメラメラしているに、越した事はない。これは闘いである。

津野のところに研修に来る時点で、スタイリストになりたいから来るのだが、「独立・企業するという事はどういう事か、、、」を分かっている人は当然ほぼ居ない。

「やってみないと分からない」と言われれば、その通りだが。「ほとんどの人は成功しない。」と思っていい。成功しないと言われたとて、それでもやりたいかどうかの問題である。

ここでいう成功とは、【サラリーマンの給料を超えれるかどうか】を、言っている。コレは日経ビジネスの調査で明らかになっている。

小規模企業の生存率は起業から5年後で15.0%、10年後で6.3%、20年後で0.3%。

(※中小企業白書では、5年後の企業生存率は81.7% この数字を見ると、各会社めっちゃ生き残っていると思われるが、このデータは小規模な事業者を除いている可能性が高い)

弊社はちょうど10年なので、生存率6.3%には入れている。弊社があと10年続くと生存率0.3% に入る、、そうなった時 津野は55歳だ。。。生存しているかどうかは謎である。

そんな勝つ確率の低い未知の闘いに、頭から突っ込んで行くのだから、独立・起業を考える人は、リミッターの外れた無謀な馬鹿野郎である。

つまり、

他人の想像の範囲内でしか動けない、何処にでもいる人。

決まりは決まりだからと柔軟な思考が出来ない普通の人

などは、向いてない。

「ルールなんかぶち壊して、良き方向に変化して行く!」「目標達成する為なら何だってやる!」みたいなリミッターの外れた人にならないといけない。

当たり前を壊していこう!!

常識を壊していこう!!

独立・起業するとは、そういう事である。

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