あるマネージャーに言われた。最近は、インスタの投稿少ないですね。。。これは、スタイリングの投稿を言っているわけではない。個人的な投稿が少ないといっている。つまり、津野個人の日常生活の投稿が少ないという事、、、。
「スタイリストさん皆さん作品しか投稿しないから面白くない」と言っていた。。。
実際にマネージャーさんから、その様な事を聞く機会は少ないので、ハッとした。いつしかスタイリストは「作品」を投稿し続ける事が当たり前になっている。ヘアメイクさんやカメラマンもそうだ。
作品を出す事は、プロモーション上 仕方ないが、プライベートな部分も織り交ぜないと、全く個性のない「つまらないアカウント扱い」されるということを知った。
いつだって、ルールから外れた者がピックアップされる。「津野は皆と同じ事をするなよ!!」と烙印を押された様で、いい勉強となった。

🆒なブランディングで行く者は、🆒な作品だけをアップしていけば良い。しかし、何処もかしこも🆒が1番スタイリストぽくて、良いとされている世界において🆒を提案した所で、上には上がいる。レッドオーシャンである。勝てる勝負も勝てなくなる。。。
ビジネスにおいては差別化が最も注目を浴びる。よって、津野は個人的にコメディタッチなフィードもいれつつ、沢山のタレントさんの作品を🆙させて頂いている。
基本限られたリピーターの仕事で成り立つスタイリスト業の中で、不特定多数の顔が出てくるアカウントは参入障壁は高いと思っている。

差別化に関しては、ホリエモン事、堀江貴文さんが非常に上手い。最近は演歌のジャンルで活躍されている。。。何故演歌で新曲をリリースしたか、、、それは、競合他社の並びを考えた時に、勝ちやすいからだ。この辺の戦略が天才的である。
どうすれば周りを出し抜けるかを、日々真剣に考えられているのだろう。
例えば、弊社でいえば インターンに来るほとんどの学生はミュージシャンのスタイリングを狙っている。「アーティストをやりたい!!」そればかりだ。
言いたい事は分かる、音楽イベントはエンタメの中でも爆発力があり、魅力的に映るものだ。音楽と共に、ファッションも楽しめるのだから言う事なしである。
しかし、皆が皆アーティストをやりたいとなったらどうなるだろう。レッドオーシャン化する。限られたスタイリストだけが、複数のアーティストを担当し、新人には出番が回って来なかったりする。
仕事があってこそスタイリストだ。まずは、どんな仕事でも体験しながら、その中でアーティストを狙うと、活躍の場は広がるだろう。
Panasonicの松下幸之助さんはいった。貧乏人は決まって今だけ思考。「今が良ければ良い」と思って今ある資源を使い果たして生活をする。
裕福になる為に、最も大事な能力は半年後、1年後、3年後の世界を想像しながら、今を我慢することだと言った。有名な「ダム式経営」である。これは、世界一の投資家ウォーレンバフェットも同じ事を言っている。
今はアーティストをやりたいが、他のジャンルも満遍なく体験し コネクションを増やしておく。それが重要なのだろう。

いずれにしろ、個人が生活出来るお金を確保しつつ、差別化を常に狙っている状態。それが当たり前!という意識で生きていく事が、頭ひとつ抜ける方法だ。
あなたの個性が生きる戦略は何がある?「クラスの中だと1番コレが得意!」くらいのレベルでいい、そのくらいのレベルでも30人中1番の特徴である。そこを起点に差別化を図って個性を出していこう!
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