相手が楽するLINEを打つべし

プロフィール

地方ロケは運転しない。制作かコーディネーターが撮影場所から撮影場所へ、運転してくれる。

写真でも動画でも、ロケは画変わりを意識する為、5箇所程 回って撮影を終える。移動時間もそれなりなので、移動中ずっと携帯を触れる。

スティーブ・ジョブスさんのおかげで、先進国の仕事は携帯と隣り合わせ。携帯電話がないと仕事にならない、、、。逆を言うと、携帯を触れるおかげでガンガン仕事が進むから最高である。

LINEの量を考えても津野は絶対に、運転してはいけない人だ。運転手を雇ってでも携帯を触ってる方が、返信が数秒早くなる為 スタッフ全員は幸せだろう。

携帯電話を使った仕事に関しては、圧倒的にLINEのやり取りが多い。世の社会人のほとんどがLINEだろう。近年、メールを使う人、電話を使う人は圧倒的に減っている。中でも、電話を使う人は、「相手の仕事を考えず、一方的に内容を伝える手前嫌煙されがち」である。

例えば仕事依頼も、明日9時入りで「ヒルナンデス」の衣装お願いします。と電話して来られる方もいる。基本的に作業しながら電話を取るので、メモは出来ない。

そして、案の定 電話を切った瞬間に別の人から話しかけられて、「ヒルナンデス」が何時入りか忘れる。

忘れたままでは迷惑をかけるので、「明日何時入りでしたっけ?」と謝りながらLINEする。そして、相手からLINEが返ってくる。。。

こうなると、初めからLINEで良くないすか、、、と思うのである。

あと津野のように「報告を受ける立場」になると、LINEで沢山の確認事が上がってくる。

例えば、衣装を買うかどうかの判断だ。リサーチして候補になりそうな服を3点、ネットでカゴに入れる。その後衣装案として、先方に送信📤

カゴに入れたスタッフとしては、「早く買ってスッキリしたい」と思う。自分のせいで「衣装を買い損ねた」と責められたくないからだ、、、

しかし、同じグループLINEで先方とのやり取りを見ているにも関わらず、「もう買って良いですか?」と何も考えず せっつかれたりする。。。

津野的には、

「先方さん、まだ衣装選んでないよ。外れる可能性のある衣装、無駄に買わないで」と思うわけだ。

コレは上司の立場に立てない人の典型である。

優秀なスタッフは、

「先方が20時までに選ばないと撮影に、間に合わないので、追いメールして良いですか?」だったり、

「ABCの衣装案のうち、企画の方向性と予算を考えるとAだけは先に買っておきましょう!!そうすれば、提案した衣装全てが間に合わないリスクは避けれます。」

みたいに、上司を納得させる提案が出来る。しかし、そこまで考えれないからアシスタントなのだろう。。。

上記の事を考えると、高校で数学や理科、専門学校で服作りに3ヶ月(スタイリスト志望なのに)かける時間があるのなら、

「LINEの使い方」「衣装クレジットの書き方」「相手に刺さるプレゼン方法」などの実務を教えた方がなんぼか良い気はしている。

仕事は「どれだけ相手の思考を読めるか」が明暗を分ける。例えば、

・「思いのままLINEを打つより、立ち止まって文章を短くして送信した方が伝わる。」

・「結論を先に伝えてから、理由を添えよう」

・「Aの衣装は取り寄せて、Bは保留にしますよね?」と誘導質問してあげたら、YESかNOで答えやすい。

など、相手を楽をさせてあげるLINE作りが重要である。

何はともあれ、【自分がスタイリストだったら】という当事者意識が芽生えて、初めて感謝されるという事を知ろう。

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