時間が無いと、感情が壊れやすい。昨日は目の前の人から解答を迫られて、分かる人に電話をするが繋がらず数回かけて繋がった瞬間に、猛烈な勢いで要件を伝え、不機嫌になられた😑申し訳ないことをした、、、。
思いもよらない外的要因によって、自分のペースが乱される事は、誰しも経験する事だろう。
焦っている人に対し、「落ち着いて下さい」と伝えても、焦っている相手が目の前で待っていると、こちらは焦りたくなくても焦ってしまう。
「まぁまぁ落ち着いて」と諭したところで、焦っている人からすると、それどころじゃないから苛立たせる事だってあるわけだ。
津野は過去の人生で
「焦っている人と同じテンション、スピードで動いた事で共感された」という成功体験を持っている。よって、出来る限り同じテンションに持っていってあげようと思ってしまう。。。
しかし、焦っている人に巻き込まれる事が、ただただ迷惑な人もいる事を忘れてはならない。

では自分の焦りで人を不機嫌にさせない為には、どうすればいいか。ここに関しては解答は2つだと思う。
●時間の余裕をもつ
●焦った時に、何に焦っているか冷静に考える。
まずは【時間の余裕を持つ】に関してだが、職業上スタイリストは、なかなか達成される事はない。急な案件は多いし、衣装は人の感情で決まる為、1発で決まらない事は沢山ある。
その度に、追加衣装の探し物で時間はなくなる→焦る。というスパイラルになる。
急な追加衣装発注に対する精神安定剤として、弊社は巨大な倉庫を抱えているが、それでも足りない場合は、時間を区切って探し物をするようにしている。
一度余裕のあるスケジュールを送ってみようと、今日はタレント入りの1時間前に現場に入ってみた。(普段は20分前に現場についている。)
その分 朝は早くなるが、交通渋滞にも悩まないし、黄色信号もしっかり止まれ、安らかな朝を迎える事ができた。
通常の目標到着時間➕20分の余裕を持つ事は大変有効である。

次に、【冷静になる。】に関してはアンガーマネージメントの応用で処理する。
「怒った時は6秒待て」が世界の定説になっているが、この6秒で「何に怒っているかを俯瞰(ふかん)してみる事が大事」と言われている。
俗に言うメタ認知である。
(メタ認知・・・自分の思考や感情、行動といった「認知」を客観的に捉え、把握する能力)
人は感情で突っ走る傾向にあるため、怒りが発生した瞬間に 相手を懲らしめる事もある。カッとなったら、1秒後に相手に文句を言っていたなんて事は良くあることだ。
そこで、冷静に原因を探る【メタ認知能力】を発動する。これを発動させられるようになれば大した者である。
「メタ認知が出来る人は賢い!!」と様々な本で書かれているが、女性でメタ認知能力が高いと 仕事では最高だが、恋愛だと支障をきたす事もある。
それは、恋愛すらも俯瞰して見てしまい、「相手の悪い所を全てピックアップしてしまう」というところだ。。。
それによって婚期を逃す人もそれなりにいるという。気をつけないといけない。

結論、人を不快な気分にさせない為には、感情をコントロールする力が必要となる。第一に時間の余裕を持つ事。
次に頭に血が昇っても、焦っても、その瞬間に何故自分の感情が揺れているかを冷静に俯瞰してみる事、そうなれるように日々訓練を行っていこうと思う。
コメント