遅刻に関して、
・「時間通り待ち合わせ時間ピッタリに来ればそれで良い」と思っている人に関して、オンタイムに来ると、立場が上の人が【高い確率で待つ】事になるから、早くくるべきだと伝えている。
・待ち合わせの場所がカフェや事務所だとして、上の人が到着した事を知らせる為に、室内に呼びに行く事もある。コレもなしである。
数分前から外に出ておくか、あるいは店内から様子を伺って置く事が重要。
1番最高なのは、道に飛び出して明らかに「私来てますから!」をアピールする事である。
人から愛されてなんぼ、それが当たり前に出来る人と、毎回出来ない人では大きな差がついてしまう。。。

「遅刻をする人はどういう人か」を研究した結果があるので紹介する。大前提、【遅刻者はルーズな人】ではない。遅刻にだけルーズで、他の面では几帳面だったという結果だった。
では何故遅刻するのか。それは遅刻の先に得たいモノがあるからである。
結論からいうと目的は「他人からの愛情を得たい!」なのだそうだ。つまり自立出来ず、自己肯定感が低いから人が遅刻する。
遅刻には大きく分けて3つの理由があり
①目立ちたい
②大切に扱って貰いたい
③マウントを取りたい。
である。しかも、無意識に行なっていて自分では気づいていない。
まず
①相手にどう思われるかよりも、「目立ちたい」「注目を浴びたい」という欲求が前に来ると遅刻してしまう。
②「愛情に飢えている人」が、「他人から大事に扱って欲しい!」という強い欲求があって遅刻をする
③恋人同士で遅刻をしたとする。「それでも彼氏は許してくれた。それくらい自分の事を好きでいてくれている」という隠れマウンティングを取りたい欲求を抑えきれず遅刻する
という心理的要因が重なって遅刻する。
そして、遅刻をした時に「自分でも理由が分からない」と伝える事で他人に構って貰え、
「こんな私でも愛してくれるかな?」という気持ちを検証しているという。
厄介なのは、いつも遅刻する本人に遅刻の理由を聞いても、上記の答えは出てこないという事。
何故なら先程も言ったように、無意識(潜在意識)の中で行動してしまっているからである。

この事を踏まえて、自己肯定感が低く、自立出来ずに大人になってしまった人間に、遅刻が多発するようだ。
周りの人が遅刻癖を治してあげるには、自己肯定感を高く保てる様に、温かくサポートしてあげないといけない。。。
しかし問題なのは、自己肯定感が低い人に、何処までもサポートしてあげれる体力のある人が限りなく少ない事。特に新社会人だと、「自分の人生設計に精一杯で他人の事までお世話出来ない!」という人ばかりだろう。
上記の他に例外として
・時間の見積もりが甘く、朝のタスクをギュウギュウに詰めて、詰めた結果遅刻してしまう。
・スムーズに段取りが行くことしか考えていない。
・部屋が散らかっていて、毎朝探し物に追われる。
・翌日に必要なものを予め用意して居なくて焦る。という愚か者もいるが、
基本的には自己肯定感の低さが原因で遅刻に発展するケースが多いという結果だった。
コレを踏まえて幼少期からの親からの愛情、友達、先生からの愛情が、どれだけその人の人生を左右するかが理解できる。
「貴方は出来る!貴方は出来る!」と近くの人が言い続けられる環境が整えば、世界の遅刻者は減少するのかもしれない。

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