①色の合わせ方、
②素材の合わせ方
③シルエットの選び方。
大方この辺りがわかる様になれば、ほとんどのコーディネートは上手に組める。
細かい事を言うと、各個人の特性・首の長い短い・足が長い短いで、カバーしないといけない方法はあるが、大体は上記の3点が上手く組み合わされば綺麗なコーデは完成する。
津野は
①色は3色以上入れない事を推奨している。
(モノトーン白・黒・グレーは色として含めない)
青のジャケットをきてインナー、パンツをモノトーンにしたら、靴は茶色。これで2色使う事になる。
更に帽子に赤を入れる事は可能だが、赤は強い色なので、そちらにも目がいってしまい、まとまりが感じられない。結果、何処がコーディネートの中心か分からなくなる。
コーディネートで肝心なのはメリハリである。青のブルゾンがきた時点で主役は🟦。それ以外を抑えないといけない。
この時に肝心なのは、色の比率である。メインとなる🟦と他の色を5:5にしてしまうと、これも主役がどちらか分からなくなる。よって。9:1や8:2に持っていくと綺麗なコーディネートとなる。
他にも柄のJKに、柄のシャツを合わせると主役不明になり、コーデのまとまりは消える。

②素材を合わせる
カジュアルな綿のトップスには、綿のパンツ、スカートを合わせる。具体的にはデニムパンツ・綿のスカート・チノパンなどである。
例外として、チュールのスカートなどを合わせて抜け感を演出する事はあるが、基本的には同素材のカジュアルでタフな、ガシガシ洗濯機で洗えるパンツを合わせるとまとまる。
ポリエステルトップスには、ポリエステル混のパンツ。ウールトップスにはウールのパンツがまとまる。セットアップがコーディネートし易いのはこの為である。
ただし全部同じ素材にする必要はない。
ウールJKの下にコットンニットを入れてもいいし、ウール混のパンツにしても良い。コーデ「大体ウールという状態に持っていけるとまとまる」という話である。
ちなみに、綿でまとめると若いコーディネートになり、ポリやウールでまとめると大人っぽくなる。この比率も着せる人の年齢によって変えていくとなお良い。

③シルエットは1番難易度が高い。
大事なのは冒頭に話したメリハリである。女性だったら
・身体のLINEが美しく見えるか
・足が長く見えるか
・シルエットを出したくない方だと、お尻が隠れる丈の物を選べるか
男性だと、
・トップスがタイトな身体にそう服なら、ワイドパンツを合わせてAラインを作れるか
・トップスがダボダボだとして、モデルが印象を強く見せたいならスーパーワイドのパンツを持ってこれるかどうか。
・腰丈のトップスをOUTして、パンツを履く事で上下のバランスが5:5になっていないかどうか。
※5:5はメリハリが無いのでトップスをパンツにインして、6:4にしたりする。

まとめると、③色以上入れない。素材を合わせる。シルエットをメリハリで考える。それだけで随分とまとまったコーディネートに見えるものである。
まずは、この基本を頭に入れてコーディネートを楽しんでほしい。

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