シン美容版・令和の虎が放送になった。https://youtu.be/UCnjnwP3kmw?si=cJAho3advs5TTG9P
志願者の満原さんは真面目で好青年。悩みはニキビで、好きだった女の子に清潔感を指摘されて関係がうまく行かなかった事をキッカケに志願された。
服の悩みは全くなし、とにかくニキビをなんとかしたいとお困りだ。
美容外科のスペシャリストが、続々と専門知識を提案する中、津野は服を皮切りに専門知識を披露する機会が作れず、収録は終わった。
収録後、孫先生からアドバイスを頂いた。「ニキビの悩みで専門外だとしても、自分の専門分野に引き込んで、展開を作る事もアリだと思う。」と、、、。確かにそうであった。専門家として呼ばれた意味を発揮しないと津野の価値はない。見せ場作りの難しさを知り、芸人さんの凄さを体現した良い機会だった。
見せ場は作れなかったが、なんとかファッションを通して役に立ちたく、後日コーディネートをプレゼントすることにした。
その記録は下記である。
結果として、コーディネートの可能性を感じて頂いたようで、ホッとした。
人は興味の無かった分野だとしても、強制的に教える事で興味を持ち出すことを知った。「モチベーションは行動からしか生まれない。」これは的を得た考え方である。
コーディネートの方程式を伝える事で、知的好奇心が刺激され、服の組み合わせが楽しくなるのだ。
例えば⚽️サッカーにおいて、球を蹴るだけでは面白くないが、ルールや蹴り方。戦術を覚えると途端に楽しくなるのと似た感覚である。

スタイリスト業も同じ。弊社アシスタントの未来が、「スタートの半年が大変でそこを乗り越えたら楽しくなる」と言っていた。
生温かった学生生活から急に激務になり、右も左も分からない。そんな中に放り出され、上司は過去数年間エンタメ業界で戦ってきた猛者ばかり、、、自分が仕事を覚えない限り対等に話す事さえ難しい状況で、根を上げて直ぐに辞めていく人が大多数である。人は未来の想像は苦手なので、今辛いかどうかの感情で物事を決めてしまう。
スタイリストになりたい人間というのは、なんとなくスタイリスト業を始めるタイプではない。昔から決めていて満を持して業務をスタートする人が大多数なのだ。にも関わらず、大変を乗り越えた先にある楽しさ・喜びを体験しないまま、自分と折り合いを付けて辞めていく。悲しい事である
まずは、基本を覚えるまで続けてみよう。半年経てば楽しさが分かってくる。そこまでしのごの言わず続けるのである。
続けていっても、どうしてもモチベーションが上がらないのならば、それは完全に向いてないから辞めた方が良い。まずは、半年死ぬ気でやってほしいものだ。

今回収録に臨んでみて1番感じた事は、成功者は皆、確固とした意見・持論があり強さがある。ある意味アメリカ人の集まりみたいな感覚に落ちいった。
そして、今の位置に就くまでに各々が死ぬ程努力してきた事を知った。主催の孫先生に関しては、大学受験で1日15時間勉強。楽しみは塾から家に帰る時に聞いた音楽だけ。3カ国語を話せるのに、4カ国語にまで挑戦しようとしていた。
何者かになりたいのなあれば、20代前半の追い込みはマストなのである。覚悟を決めて仕事に臨んでいこう!!
今回のようなメディアに出演する事は、津野の中学時代からの夢だった。これを機会に出演を増やせていければ幸いである。

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