苦情に対して対応が遅い。扱いが酷い、、、。これは人の怒りを生む。弊社も苦情を沢山頂く。
・コーディネートに納得行かなくて、もっと可愛いトップスないですか。
・コーディネートの写真まだですか?
・スタイリング依頼のメールをしたのですが、返事がないです。受けてくれますか?
コレに対して謝りながら なる早で、ご納得頂ける手配を施す。これは当然の事だと思って生きてきた。しかし、世の中はそう上手くは回っていないモノである。
A
先週、自宅の不具合を不動産に連絡した。
連絡後、『修理業者を手配します。』と言われた。
3日後「いつ来るのか」聞いたら、『別の担当から連絡させます。』と言われた。
連絡が来ない。。。3日後に連絡したら、『まだ手配出来てない』と言われた。
例えば、皆様のお風呂のお湯が1週間でなくて、それでも管理会社が業者を手配していなかったら、なんと言うだろうか、、、。

B
別件で、洗濯機の日立に「洗濯機の調子がおかしい。」と連絡した。すると、「その洗濯機は部署が違うから、違う電話番号に掛け直してくれ」と言われた。
「御社の製品の不具合なので、掛け直してほしい」と伝えたら、「違う部署へ繋ぐ事は出来ない決まりなんで」と言われた。。。
客が困っていても、「決まり」を曲げない、、、。
Aは怠慢、Bは頭カチカチの決まりバカである。共に欠けているのは、誠実性。
大前提、仕事とは人の役に立つ事である。困っている人を助けることでお金を貰う。
よって、仕事の根本を学んでいない人と対峙すると怒りが💥爆発してしまう。
例えば、貴方の母親が倒れて、病院に駆けつけたとする。目の前に医者がいる。しかし、『診療時間を過ぎているから診れない。決まりなんで』と言われたら、殴ってしまうだろう。。。
事柄の大小ではない。「困っている人を助けられなかったら仕事なんてすんじゃねー」そう思う。
衣装レンタル業をしてて、思う事だが、困っているスタイリストが何人もいる。「明日の撮影の服がないので店開けてくれませんか?」と言われる。
予定がない限りは、必ずその声に応える様にしている。無理矢理店を開けることで、スタッフの睡眠時間を削る事になる場合は、スタッフの睡眠時間の確保に重きを置く。そう決めている。
仕事をやる以上、他人を助ける事から逃げてはいけない。これは絶対である。

津野はカブアンドの前澤友作社長の言葉が、好きである「困ったらカッコいいか、カッコ良くないかで決めろ!」
自社製品の不具合で困っているカスタマーに、電話を掛け直させる事は格好いいだろうか。
風呂に入れなくて困っている住民への連絡を2度も怠る事は、格好いいだろうか。
時間で区切って労働している人には、何も伝わらないだろうが、貴方がやれる事を精一杯やってあげて、初めて信用が付くのだと思う。
仕事のLINEが来ているのに、「今処理出来ないから」と言う理由で、LINEを開かない人は多数いる。既読して返さない事が気まずいのだろう。
津野はこれもイケてないと思う。まず開いて返せない旨を伝えれば、相手は待てるのだ。
問い合わせは、困っている証拠である。困っている人には誠実に対応して欲しいものである。

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