他スタイリストの元で成長する弊社インターン

プロフィール

雑誌「週刊少年JUMP」の「JUMPフェスタ」が幕張メッセで行われた。イベント登壇者のスタイリングで2日間幕張にきている。 

この様なお祭りでは、仲良しのスタイリストやヘアメイクが集まる。そんな中、別スタイリストのアシスタントで、弊社のインターンにきた人から声をかけて貰った。

「津野さんご無沙汰しております。インターンではお世話になりました。」インターン中も誠実に頑張ってくれ、とても雰囲気のよい方だったので、再会を大変嬉しく思った。

彼は上京し、津野と同級生のスタイリストに就いて1.5年。今ではファーストアシスタントとして頑張っていた。

インターン期間中からとても意思が固く、「スタイリストには絶対なる」と決めていた人だったが、辞めずに続けてくれてホッとした。

辞める人間ばかりを見ていると、続く人間を応援したくなるものだ。ライバルが増えるのに呑気なもんだが、スタイリストが好きで 命をかけて生きてきたせいか、同じ道を直向きに頑張る人の背中は押したくなる

彼には既に後輩もいて、先輩として指導をしていた。微笑ましく思った。彼の後輩も、津野のYouTubeの視聴者だったようで、「スタイリストになる前に拝見しました。」と御礼を言われた。更に「多分スタイリストになろうとする人、全員が津野さんのYouTubeを通りますよ。」と言われた。。。

ターゲットが狭すぎるニッチなチャンネルだが、YouTubeを始めた5年前、一般人→スタイリストへの導線になるコンテンツを作りたいと思っていたので、そこにかけた時間とお金が報われた気がした。

元々津野のYouTubeチャンネルは、弊社希望のアシスタントを増やすため2020年から作り始めた。少子化でスタイリスト志望者が減っていく5年先の未来を予見しての行為だった。

キッカケは2019年にWEBがテレビの広告費を抜いて、情報が紙からWEBへ移行し始めた事だ。本来ファッション雑誌をやりたいスタイリストが紙媒体の減少で、行き場を無くし急激に減り出した。

スタイリスト業界への志願者が減る中で、一度でも弊社の門を潜って頂ければ、選ばれる確率は高まる。

売り手市場の中では、「働いてくれる人間の確保」こそが会社の資産となるため、良い人材の囲い込みを狙った。

2020年ちょうどコロナが来て、スケジュールに余裕が出来た事もあり数本撮影。何事も始めが1番難しい。しかし、少し走ればあとは楽に走れる。そして、あっという間に100本を超えた。

未だ一般人→スタイリストの導線コンテンツを作ったスタイリストはいないし、ウチのアシスタントは全員YouTubeを見て、画面の向こうで動いている津野を見て、弊社を選んで来てくれた。大成功だ。

今後はもっと一般人寄りにエンターテイメント性のあるYouTubeを発信して、スタイリスト人口を増やしていきたいため、現在テレビの制作会社に声をかけまくっている。

しかし、なかなか良い回答を得られていないのが現状である。

例えば津野が、千鳥の大吾さんなら直ぐにチームは作られるだろう。しかし、何処にでもいる明るいオジサンでは、作り手も思い切れないのが現実である。

この摩擦をどうにかして解消し、良質なコンテンツを発信出来る業者さんを探して行こうと思っている。

1番大事なのは、自社で動画用の人材を確保することなのだが、動画作りの出来る経験者を弊社に呼び込むのは かなり難易度が高い。

よって、スタイリストもやりたいが動画編集もやりたいみたいな奇跡の人材が来てくれる事を願っている。

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