影響力と言えば、現代ではSNSのフォロワー数を思い浮かべるだろう。洋服を借りる時も、対象のタレントのフォロワー数を聞かれ「2万人以上だと貸します。」「10万人以上だと貸します。」と言ったように数で区切られたりもする。
津野はインスタグラムフォロワー数約5000人なので、影響力の点ではイマイチだが、ガチの繋がりの数はそこそこある。
津野も含め世の人は、どうしてもフォロワー数に左右されがちだが、実際仕事に必要なのは5000人のフォロワー数よりも5人のガチの繋がりだ。そっちの方が仕事になるし、人生を豊かにする。
オンラインばりばりの時代だからこそ、面と向かって付き合っている人の価値が爆上がりする。
このガチの繋がりというのは、日常で膝と膝を付け合わせて付き合った回数、期間の事をいう。スタイリストで言えば、これはまさにアシスタント期間だろう。

現代では、スタイリストとしての営業方法は多様化した。「SNSで作品を発信し、そこから繋がった媒体と宜しくやって行く」という方法もあることは事実だ。それが上手く はまって大ブレークするスタイリストも今後はポツポツ現れるだろう。
しかし、基本は1日0.1㎝しか進まない信用を沢山溜め、「冗談を言えるほどの時間を共有した人間」に福が訪れる事は間違いない。
ガチの信用が増えた後に、SNSのフォロワーも増えてくれれば最強だが、そこまでになれる人も限られている。
実用的なのは間違いなくガチの信用なので、そこを20代で増やしまくると、30代は非常に楽になる。あとは、忘れられないように努力する必要がある。
マクドナルドの看板やスタバの看板を見ると「ちょっと寄ろうかな、、、」と思うように、基本的に人間は会わないと忘れるため、不定期でも存在を知らしめる何かをしなければならない。
1番効果的なのは、別の担当タレントの仕事でテレビ局やスタジオで偶然に会う事だが、そもそも仕事がない人は その機会すらない。
よって、飛び込み営業以外は 他のスタイリストの仕事を手伝いながら、ランダムにスタジオに顔を出す事も◎だろう。津野も独立直後は師匠の仕事や、外部のスタイリストを手伝って、独立した事を伝えていたものだ。

SNS全盛期の今、どうしてもその数に目が走りがちだが インスタグラムを活用しなくても年間5000万円以上稼ぐスタイリストを何人か知っている。
結局、地に足のついた繋がりが1番重要という事だ。何度も何度も期待を超えて、料金以上の活躍をする。それを積み重ねて積み重ねて、ガチの信用を築いていこう!!その誠実さを培う修行がアシスタント期間である。
スタイリストは客に誠実であり、アシスタントはスタイリストに対して誠実にやる気をみせる。結局その積み重ねなのである。

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