スタイリスト業界も世代交代はくるものだ。その決め手となるのが30代である。
今もノリに乗っているのは30代。新規をガンガン取り込み死ぬ気で成長している。ジャンルを越境して、幅を広げる為に馬車馬である。津野も30代は人生で1番無理をした気がする。体力的にも精神的にも追い込んだ。
あまりにも受けすぎて仕事に埋もれ 寝る時間はない上に、責任で潰されそうになった。。。
40代は、カテゴリー毎に看板スタイリストのような人が現れる。インフルエンサー系、モード系、アーティスト系、女優系、声優系、アイドル系。様々なジャンルでドカン💥と居座る人がいる。
何処かにポジションをとれば10年は安泰である。
50代のスタイリストは、固定客の中で回しており。それなりの収入を稼いでいるが、ポジションを取れなかった人は一気に仕事がなくなる。
20代はまだまだスタートLINE辺りで、わちゃわちゃしているのが実情である。

津野的には20代で消えていく人は眼中にない。30代でほぼ全てが決まると思っている。ここで、どれだけ勢い良く伸びるかが決め手である。何処かのジャンルで ある程度のポジションをとり 横に横に広げる力が必要となる。
これが40代になってからジャンルを越境しようと思っていても、なかなか難しい。既存客で忙しくスケジュールがないからだ。
例えば、津野が「これからドラマ、舞台を攻めよう!」と思ったとしても、既存客を回す事に精一杯で踏み出す事は難しい。
となると、30代で やりたいジャンルに進出しまくることが必須である。そして40代になって ふと周りを見渡すと、いつも同じ人がいる事に気付く。現場でよく会う人こそが、そのジャンルでポジションを取った人間であり、驚異である。
津野のアシスタント時代は、今とは全く異なる層がポジションを取っていた。申谷さん、祐真さん、野口さん、熊谷さん、藤井さん、などなど。
それはそれは多くの仕事を牛耳っていて、「我々に出る幕はない、、、」と思っていたが、世代交代により名前を見る機会は圧倒的に減った。この辺りは芸能人と同じである。めちゃくちゃ有名なタレントが10年後に何をしているか分からない…という事がザラにある様に、スタイリストも同じ現象が起こるものである。
特にファッション誌はアシスタントだった人が、若い編集者と一緒にページを引き継ぐ事が多いため、スタイリストの顔ぶれは速いスピードで切り変わっていく。
一握りの人だけ、同じファッション誌を10年20年担当するが、90パーセントは10年もすれば綺麗に入れ替わる。

どの新人スタイリストも スタイリスト界でNo.1を取るつもりでやらないと埋もれていくだろう。どの世代にもブルドーザーの様に、仕事を大量受注する人は出て来る。
「スタイリストとして、それなりに上手くやれれば、それで良い」なんて半分逃げ発言をかましていたら、どのジャンルにもポジションを取れずに消えていく。
仕事というのは、やり過ぎなくらい頑張っていても、それなりで落ち着くものだ。
「あの人の勢いは驚異的だ。」と思われるよう、熱があるうちに猛ダッシュをかまそう。
蟻とキリギリスの話では、地道に頑張った蟻が勝つ。しかし、現実世界では キリギリスが最後まで本気を出すパターンもある。そうなると蟻に勝ち目はないのである。
休憩せずに走り続けよう。

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