レーベルの人と話した。基本的にはプラットフォーム側であるレーベルは、色々な会社から企画書を貰うという。
その際に第一に考える事は「メリット」。それをやって自社に「何のメリットがあるのか」、「何故その企画をやる必要があるのか。」そこが大事で、服をタレントと一緒に作って、そのビジュアルを担当したいのなら、デザイナー、パタンナーの経歴や実績も提示して、「これだけすごい人達を集めたんです!」と企画して欲しいようだ。
幻冬社の箕輪さんが、与沢翼さんの本を出す時に、カメラマンをまず レスリーキー氏に決めた。レスリーが撮るなら、参加します!というstaffが続出したという事だ。
このように分かりやすく一流を起用すると、強力な営業の種になる。この一流をどう口説き落とすかが、企画書を作る人の裁量であるが、手取り早いのは自分が一流になってしまう事だ。
stylistが知らない世の中のサラリーマンは、皆そうやって新入社員の頃から、息を吸うように営業している。
そして、企画案をはねられて、また思考を凝らして営業し、熱量を持ってお客様を口説き落とすようだ。頭が下がる。お疲れ様です。凄いです。
では、stylist ヘアメイクでそういう事をしている人はいるのか、、、と言われると劇的に少ない。
編集者にも聞いたがカメラマンからは営業の連絡を頂くが、ヘアメイク、stylistはほとんど来ないと言った。
結局はスタートだけ。独立した時にお声がけをして、仕事を頂くか、知り合いから頂くか、師匠の繋がりから頂くか。
その段階が終わると仕事相手からのリピーターをこなしていく方法にスイッチしていき、営業活動はほぼしていない。
これは、営業がブルーオーシャンなことと同様に、1番の営業活動は仕事中という事になる。仕事で知り合う人から仕事が産まれ、それが指数関数的に増加していく。だから、3年目、5年目のstylistは営業をしなくなるのだろう。
昨日バンダイナムコのレーベルの方と撮影の合間に話した事で、津野を大分理解してくれた。
「明後日、エンタメの学校の人に会うから 津野先生の講義どう?って営業しておくよ。」と言われた。
彼女とは1年半仕事をしているが、自分の考えを話した事は無かった。
結果的に話す事で「講演会」という1本の仕事が生まれるかもしれない。もっともっと自分の考えを世間に出していかないといけない。もっともっと人と話さないといけない。そう痛感した。
他人は、自分が思ってる100倍自分の事を知らない。発信だ。発信が新たな出会いをうむ。
仕事量に関しては、日本一のstylistになりたいのか、それなりに買いたい物を買えれば良いのか、ギリギリ生活していければいいのか、
各人がどこを目標にしているかに左右される。メガネ店オンデーズの田中社長は、
「100人の顧客が欲しければ1000人を目標にしないと、100人にならない。目標から1つ0を取ったところに落ち着くものだ。」と言っていた。津野はそれを素直に間に受けている。
弊社の独立者ありさが仕事に溢れていた頃、「そろそろアシスタント付けなよ」と言ったら、「いえ1人でやっていきます。1人でこなせる量で十分です。」と言った。
なるほど、そういうタイプもいるのかと勉強になったもんだ。メイクさんもアシスタントを付ける人、付けない人にきっぱり分かれる。「1人で気楽にやりたい!」と思う人は多い。
当然津野は1番以外に興味はないので、stylistの世界のどのジャンルで1番を取れるか常に模索している。
今のところ
●発信数 ●仕事本数 ●売上 ●仕事幅 ●取引会社数 ●アシスタント数 ●独立者数 ●業界貢献度
この辺りで1位を取りたいが、
結果的に その辺を総合して【影響力】で1位を取りたいので、まだまだ挑戦が足らない。沢山挑戦して失敗して、それを皆に伝えて、アシスタントに伝えて、挑戦して挑戦して挑戦して。
そういう人生に成ればいい。ワンピースでいうルフィを頭に浮かべて頂ければ幸いである。
ここまで営業の仕方、それによってどう成りたいかを書いた。
ブログを書くようになって、営業を含めて更に挑戦しようという気持ちが湧いてきた。
理由は、毎日毎日書くという事は、事件が必要だから。インプットの量を増やさないといけないから。毎日沢山の人と話さないといけないからだ。知見を増やさないと書く事は無くなる。
YouTubeをスタートした頃にも同じ現象が起きた。人の人生なんて、20投稿くらいを皮切りに語りきる。そこからは「日々の気付き」の数を増やす以外に、語れない。
すると能動的に「思い出」を増やそうと心がけるものだ。コレが人生に「生のスパイラル」を生む。
もっと、生々しく生きようと思うのだ。
自分の命がなくなる頃に、1枚の履歴書を書くとして
日本大学
↓
マネージャー
↓
stylist
の3行で終わってはいけない。
↓
チュロス専門店PALM TREE(パームツリー)経営
↓
stylist講演家
↓
アパレルブランドIMMEZ運営
↓
●●●
この●●の数を何処までも増やしていかないといけない。勝手にそう思っている🤣
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