遠慮

プロフィール


今まで会ってきた芸能人とその関係者で、心の底から嫌いな人は1人もいない。芸能人は特別扱いされがちで、普通ではないと思われているが、皆 良い意味で普通で 本当に良い人だ。そして、その周りの関係者も良い人ばかり、凄く気を遣ってくれる。

特にアシスタントに対しては優しく、「お弁当食べな」とお声がけ下さる。
これに対して、アシスタントは立場上どうしても遠慮をしてしまう。
「有難うございます。後で食べます」

「師匠がまだ食べてないので」

「皆さんが取られてから、最後に残ったものを頂きます。」なんていう。
一見丁寧で良い子だが、本当にそうだろうか。結果、気遣いで弁当をオススメした人は食べてくれないので少し悲しい気持ち」になるわけだ

よーく考えてみてくれ、ご飯を進めた人はある程度、そのチームで上の人ではないだろうか?
アシスタント同士でご飯を進めたりしないだろう。その上の方が わざわざ自分のためにお声がけくれたのなら、喜んで一口食べた方が絶対気持ちがいいわけだ。

それが、気遣いであり、可愛がられる方法だ。声をかけられたら「え、良いんですか?有難うございます。パクッ!うまー」
そのくらい素直な若者は気持ちが良い。
だから、必ず一口食べて頂きたい。

師匠が不在で、先に弁当食べて バツが悪ければ「オススメされたんで、先に頂いてます」と声をかければ怒る上司なんていない。

よって、弊社では、

わざわざマネージャーさんが お声がけしたなら、一口でも良いから「有難う御座いますっ!」と伝えて食べて欲しいと伝えている。

誰もが 人に優しくした実感は感じたいものだ。
例えば、旦那や彼氏が仕事でお腹を空かせて帰ってきた時に、
「ご飯ちょうど出来たよ。食べて」と言って。
「有難う。後で食べるよ。」なんて言われたらどうだろう。

『貴方の帰りに合わせて ホクホクのご飯作ったんだよ。冷めてから食べる気ですか』
と思わないだろうか。

つまり、ここで正解の解答は
まず一口食べて「うまーーーーい!」だろう。

例えば、サプライズでプレゼントを頂いた時、「後で大事に開けますね」なんて伝える人もいるが、その行動が相手を悲しませる可能性はそこそこ高い。

なぜなら、プレゼントを渡した方は、物そのものを渡す事より「どんな顔を見せてくれるかな?」と相手の表情やリアクションに興味がある。なのに、後で開けられたら元も子もない。

このように、遠慮が相手の機嫌を悪くすることだってある。よって、「気遣いした甲斐」がない事はやるべきではないと思う。

遠慮が美徳とされている日本で、なかなか難しい行為ではあるが、
遠慮が気持ち悪い」事だって沢山ある。

人が優しくしてくれたなら、その甲斐のある返しをして下さい。」とスタッフには伝えている。

プレゼントを頂いたら、開けてその感想を伝えたり、喜びの表情を相手に見せる事が気遣いだと思う.

そこに遠慮は不要なはずだ。
下記の写真は、取引先にプレゼントされたものをアシスタント達が

「お礼の意を込めて 笑顔で撮った写真」だ。
これを、くれた人に送るようにしている。
あげた甲斐がある事をしよう!!

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