流れに逆らうべからず

プロフィール

メンズのアタッシュドプレス(沢山のブランドを抱える貸出専門店)に服を借りに行った。    

PRESSの人に、「キャスパージョンって売れそうですねー」と話すと実際めちゃくちゃ売れてるという。

何故そう感じたか。それは低価格、デザイン性、シルエット。この3点だった。

カジュアルなシャツで5000円くらい。しかし20,000円位のデザイン性とシルエット。

これを何故5000円で作れるのか、、、、。

問い合わせたところ、やはり注文する枚数(ロット数)が全然普通とは違うという。UNIQLO作戦だ。

大量生産して1枚単価を下げることで、成立している。という事は大量に作るまでの過程で かなり苦労された事だろう.価格は前と変わっていないため、先行投資を頑張ったと予想される。

ZOZOのメンズの中でもトップ10に入る売り上げという事だから、相当売れている。

服が売れない時代に、売り方さえ成功すれば、こうなるのだから夢がある。

「そんなに売れているのであれば、既に認知度がらあるわけだなら。PR用の貸し出しなんて続けなくてもいいのに。固定客がいるでしょう!」と現PRに伝えた。

すると、キャスパーはオンラインのみの販売なので、PRはし続けないといけないと言われた。

今の伸び代を活かしていきたいようだ。

ごく稀に、皆が認知していて、固定客で回っているブランドがPRしなくなることがある。

ユナイテッドトーキョーなんてまさに今、貸し出しを行っていない。

PRに回せる人材的な余裕がないという事らしいが、PRを行わなくても皆が知ってるから、そのような判断できるのである。

まだまだこれからのブランドからしたら、羨ましい限りだ。。。

更にPRESSの方は、今メンズファッション雑誌が年に12回出版していない事に関しても言及されていた。

昔は季節の変わり目である、2月売りや、8月売りの端境期(はざかいき)の号を、街角スナップ特集を盛り込んで乗り越えていた。

年間12回出すための苦肉の策だ。

2月はSALEも終わり、春物が欲しくなるけど外気温は寒い。逆に、

8月は秋物が欲しくなるけど、まだまだ暑い。

この2月8月は服が売れない歴史があった

更には。書くネタもない。その為、街角のオシャレさんのゲリラ的な撮影でページを作り、なんとか凌いでいたのだ。

それが今はInstagramの出現により、携帯を開けばいつでも街角スナップが見れるようになってしまった。。。時代の波は早い10年前の当たり前は、今の非常識。我々も変化に対応していかないといけない。

アナウンサーも近い将来いなくなるかもしれない。生成系のAIで綺麗な人を作ってしまえば、人件費もいらないし、言葉も間違えない。

それに携わるstylistの生き残りも難しくなってくる。

更に、携帯の普及によって、TV番組の雛壇芸人は半分以下になった

大画面でなく、小さな画面で見る事が日常になったために、大勢の出演者は目障りだから、必要無くなったのだ。

そして、それに伴ってstylistの芸人の仕事も半分になった。何かと煽りを喰らう仕事である、、、。

しかし、無くなる仕事もあれば 増える仕事もある事を忘れてはならない。

雑誌がなくなり.ウェブメディア・YouTubeが出てきた事で、スタイリングの機会は増えた。

 

声優さんが、声だけをメインにしていた時代から

声優アイドルの時代となり、案件が爆増した。

例え自分が、落ち目のジャンルのstylistをやっていたとしても。持ち前の嗅覚で先を見通すこと。

そして、新しいジャンルに勇気を持って足を踏み入れていくこと。その行動力。

それさえあれば、どんな時代にも対応できスーパーマンとなれるだろう。

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