未来のメイクさん150名に講義

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原宿ベルエポックのヘアメイク科1年生150人の前で、講義をした。初め聞いた時は「ヘアメイク?」と耳を疑ったが、考えてみればヘアメイクさんの事を1番知っているのはスタイリストである。

技術の事は教えられないが、

・仕事のやり方、

・現場の立ち振る舞い、

・コミュニケーションの取り方、

・仕事の取り方

は、ばっちり伝えられる。それを伝えた上で「インターンに行った事はあるか、、、」と聞いてみたら9割くらいの人が手を挙げた。これは驚きである。入学半年で9割は凄い。その中には、もう10回行ったという生徒もいた。積極的な若手である。

話したい事も ほぼ話し切った所で生徒からの質問コーナーとなった。

すると驚くべき光景に目を疑った。手が挙がる挙がる。しかも内容が、「仕事をする上でのマインドセットの仕方」、「出会ったメイクさんでNGの方」など、少しでも未来の自分にプラスになるよう 質問していた。

講義もタイムリミットとなり、控え室に戻ったところ その控え室に質問をしてくる生徒。更に、質問してくる先生までいて、、、意識の高さに驚愕した🫨

挨拶をして携帯を開くとインスタグラムのフォローが50人。質問が20くらい来ていて、なかなかの長文。

津野の単独トークよりも、生徒との会話のやり取りの時間をもう少し取るべきだったと反省し、学校を後にした。

1つ気になった事は、150人の中で出遅れた生徒がネガティブに意識を向けていた事だ。「周りに比べて、、、」と自分を低く見つもって悲観していた。

「比べるな」と言っても比べるのが人間だ。それは仕方がない。ただ、比べるなら1ヶ月前の自分、半年前の自分と比べてほしい。

間違いなく、やれる事は増えているはずである。

更に、ガンガンインターンに参加する同級生と比べるよりは 日本の同世代と比べるのは、どうだろうか。ほとんどの美容学校の生徒はインターンにすら行ってないだろう。

ベルエポックのインターン参加率は異常に凄い。その素晴らしい環境にいる事を まず有難く感じて欲しい。

彼女たちは早くて5年後には、津野と同じチームで仕事をしているかもしれない。あの150人の中からスターメイクも現れるだろう。

彼女達が破竹の勢いで上がってくる頃に、まだまだ第一線でスタイリストをやれているよう、津野も日常を意識高く過ごして行かねばならない。

やる気のない新社会人も沢山いる中で、「どうしてもメイクさんになりたい」という若者がいる事は良い刺激となった。

津野も25歳の頃「絶対日本一知名度の高いスタイリストになる。日本のタレント全員から津野さん!津野さん!と名前を呼ばれよう!」と心に決めて、アシスタント生活に入った。

あの頃を思い出した。頑張れ!!1年生。

「だんだん良くなる未来は明るい!!」

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