隙を見て話せ!!

プロフィール

「アシスタントの立場ですが、スタイリストさんやマネージャーさんに現場で話しかけられたら、話し込んでも良いですか。」

答えは当然「話して良い。」ただし、「本業のサポートを頭の中で3割考えながら、7割 話し相手に集中しなさい」と伝えた。

アシスタントはサポートがメインの仕事だ。サポートは当たり前。仮に、貴方が話し込む事で 現場に遅れが生じたら本末転倒である。

よって、頭の片隅に「話を中断してでも、作業します!!」という心意気は必要である。

アシスタントの未来を考えない厳しいバカ師匠だと、「話すな!!」という人もいるのだろうが、話せず繋がりを作れなかったら、何のためにアシスタントをやっているのだろう。。。

アシスタントの目的は、繋がり60、技術30、立ち振る舞い10であろう。話せなかったら60%の大きな目的が無くなってしまう。。。

すると、大事な命の時間をかけて手伝いをしている意味が分からなくなる。。。

何度も言うが、どんなに技術があっても繋がりがないと、仕事は来ないのだ。1番に繋がり、2番に技術 その順番は今後も不動である。

世間を見回すと、2025年現在も師匠の陰に隠れて 故意的に存在感を0️⃣にしているアシスタントも多数いる。

存在感0️⃣だと、半年、1年同じ現場に行っても「名前すら覚えられない」という事態になりかねない。

貴方は何のためにアシスタントをやるのだろうか、、、未来を考えず、思考停止しているようでは、無謀な時間だけが、ただただ過ぎていくだけであろう。

出しゃばらない程度に、存在感は出していこう!!別に目立つ必要はない。

・振られた質問に30%増しの笑顔でハキハキ答える。

・挨拶の声が大きい

動きが機敏で 撮影スタッフを積極的に手伝う

この辺りでも充分に存在感は出せる。我々師匠としては、いつまで経ってもビクビクしていられる方が困るのである。

早く自立して、アシスタント1人でも現場を回せるようになって貰わないと、同じ日に重なった第二現場へ駆けつける事が出来なくなる。

「私は自立してます。」「身の回りに起こった出来事には全て責任をもつ!」という驚異の心意気がある人間に、スピーディーに育ってほしい。

と言う事で、結論スタッフ間で話して良いし、なんなら「急激に仲良くなれ!!」が答えだ。

新人にとって1番大事な事は仕事を覚える事ではない。コミュニティに受け入れられる事だ。その為に気持ちの良い人間を演じよう。

貴方が自立して現場を回せれば、それはそのまま師匠の手柄となる。「良くあんなに動けるように育てましたね💕」なんて言われれば、アシスタント教育は大成功だ。

自身に鞭打って、対人関係に逞(たくま)しくなる事で、師匠の株さえ上がると言う事。自分の成長によって、「師匠を勝たせて株を上げていこう!!」そうすれば、将来師匠は必ず貴方の力になってくれるだろう。

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