他人の心を見抜く力を

プロフィール

タレントの買取希望の衣装に関して、マネージャーから下記のメールが来た。

買取衣装に関して、早めにPickさせて頂くことは可能でしょうか…?」

どう見ても焦っている。この文面を見た瞬間「何かに使いたいから急げ!!」と言われてるいるような気がした。

津野のメールはスタッフ全員見れる。つまり、受信と同時にアシスタントも見ている。確認が遅れる人はいるが、見れる事は確かだ。コレに対して、急ぎ指示を出した。

まずは、

①ブランドに連絡、ピックはいつ出来るか確認

ブランドの返しによって、マネージャーに連絡

③ピックの段取りを考えて、アシスタントラインで進める

数時間経ってマネージャーから、「朝メールしたのですが、いつ手に入りますか?」と、まるで【朝から何の返しもしていない】と読み取れる連絡が津野に入った事で、久しぶりにアシスタントに切れてしまった。。。

アシスタントに確認したところ、どうやらブランドは今日店休日らしく、店は空いてないとのこと。つまり、確認は明日。その旨をマネージャーに伝えていない、、、。

「その程度で怒るの?」と思われるかもしれないが、津野は異常なほど顧客ファースト。相手が欲しいボールをこちらが持ったまま、数時間放置する無神経さに腹がたった。。。

その電話でマネージャーから「明後日LIVEで着たい」という真意を聞いた。。。

もう数年にわたり何度も世話になっているクライアントのSOSに対して、「なぜ1分でも早く連絡しない?」と思うと 悲しくなるもんだ。。。

トラブル、急な要望など、いま急がなければ信用を落とす場面はチャンスだと思っているピンチの時こそ、対応が良いと人は数倍の恩を感じる。よって、そこは取りこぼしてはいけない。ここは長い間生きてきて培った感性というか、嗅覚というか第六感みたいなものだ。

人手不足でどう頑張っても回らない時でなければ、ハイスピードで対応する。それを息を吸う様に出来た時に、大勢から頼られる存在になるのでは無いだろうか。

津野は昔、持っていた仕事の9割が無くなった時に、ホリプロの とあるマネージャーさんに救われた。彼に事情を説明したところ、「ホリプロで良ければ全力でサポートしますよ。」と沢山の同僚を紹介してくれて食い繋いだ。過去に そういう経験をした事があるから、人のピンチには寛容になっている。

一度大きな失敗をしたアシスタントにだって同じ。例えば アシスタントによるタレントの情報漏洩で数日間謝り倒した時も、「これだけ多くの人に迷惑をかけたのなら、次はしないだろう」と信じている。

世話になった人間のピンチの時は、スッと手を差し伸べてあげなければならない。

ZOZOの前澤社長が、倉庫での悪質な窃盗を繰り返した社員に、「失敗をした人間をZOZOが拾ってあげなかったら、誰が彼を拾うだろうか、、、」と言って、辞めさせなかったエピソードは有名である。

やはり他人のピンチの時は、出来るだけ素早く対応してあげるべきだろう。

「衣装を買いたい」というマネージャーからの要望メールから、たかが数時間の出来事。ぼーっとしてれば通り過ぎるあっという間の時間である。

正直言って、自分には利益のない要望なので、人によっては下手すれば忘れてしまう内容なのかもしれない。。。

しかし、どんな状況でも「渡せる情報は渡しておく、ボールは自分でもたない。」と決める事で喜ぶ人はいる。

相手の状況を先読みして、1手先に動く。「事前の1手は事後の100手にも勝る」とはよく言ったものである。

「相手が今ほしいものは何か?」それを想像し、行動できるような、同じマインドの仲間を増やしていきたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました