どういう人間を仲間に入れていきたいか。

プロフィール

過去7名の独立者と30名近いアシスタントと対峙してきた。その経験の中で、仲間の参入に関しては「最後の最後まで責任を全うし、逃げない人間性か」を見ている。

これは当然、初見では分からない。初見は皆都合の良い御託(ごたく)を並べるからだ。「私は絶対スタイリストになります。」「小学校から夢だったので意志は堅いです。」などなど、勢いのある言葉を渡してくる。ここに関しては、全く信用していない。口だけは誰でも言える。本当の覚悟は共に働いてからでないと見えない。

例えば、スタート1か月から文句を言い出す人間は、確実に辞める。「文句を言いたいなら辞めてから言ってくれ。対応が面倒臭い。」と心から言いたいが、津野のパブリックイメージは、【真摯でハッピーで優しい人間】だろうから、一応悩みには寄り添う様にしている。

続ける人間は、スタート数ヶ月で文句なんて出ない。理由は、「修行は苦しいものだ」と過去の部活動やバイトの経験から勉強しているし、「何処のコミュニティに入っても変な人と、面倒な敵はいる。」と知っているからだ。

この辺の経験は、過去に起因するだろう。。。津野だって、小学校はバスケ部、中学陸上部、高校バスケ部に所属したが、当然好きな先輩の数の方が圧倒的に少ない

例えば、同級生部員にしか興味がない。下手くそに興味はない。何かにつけて揚げ足を取って嫌味を言ってくる。などなど

生後18年の僅かな経験の中でも、そのくらいは身をもって知っている。

社会人になってからも、ほとんどが鼻につく上司である。蹴ってくる上司、名前すら覚えてくれない上司、どうせ辞めるから知らねーとホッとく上司。そんな上司陣の中でも。なんとか成果を出して自分を認めて貰わなければ生き残れないという意識があった。

スタイリストになってからも、師匠と仲が良かったのは、初めの1か月だけ。それ以外は一緒にご飯すら行った事がない。。。

ただそんな状況下でも、最後まで責任を放棄することはしなかった。間違っても「今日辞めます」なんて事は言わない。今日辞められると相手がどうなるかくらいは想像がつくだろう。それはやってはいけない。

今でも親交のある75才の大御所スタイリスト西さんは、「いざ鎌倉‼️の時でも命懸けで付いてくる人間をアシスタントに選ぶ」と言っていた。

自分の身を削ってでも、最後まで責任を果たす人が欲しいという事である。

師匠は人生の僅かな期間ではあるが、共に人生を歩み、お世話になる人だ。その人が例え嫌いでも、世話になった恩返しくらい全うするべきだと思っている。

逆もしかりで、師匠だからといってアシスタントに対して責任を払わない人にはなりたくない。

津野は、一度雇ったのならアシスタント側がギブアップするまでは逃げちゃ駄目だと思って付き合っている。過去こちらから、「辞めてくれ」と言ったのは2人だが、

・1人は津野に報告もなく津野の仕事を受けて、撮影までした者。と、

・他メンバーを結果的に苦痛に落としめる者 だ。

この2人以外はこちらから首にした事はない。自分から諦めて去っていった。

この2人以外は自分から逃げていない。津野も逃げないから、アシスタントも添い遂げる事から逃げてはいけないと思うのである。

結果、津野も西さんと同じく、【最後の最後まで逃げずに、主体的に仕事が出来る人間】を採用したいと思っている。

先も言ったが この精神は、過去にどういうメンバーと連んできたかによるだろう。。。

部活動でなくても予備校でも同じ、

・東京大学合格に向かって、諦めずに立ち向かった人間は強い。

・暴走族に所属して、大乱闘で死ぬかもしれない鉄パイプの攻防戦でも、逃げずにリーダーを守った人間は強い。

・サッカー部でレギュラーになれなくても、引退試合までレギュラーを全力でサポートした人間は強い。

最後の最後までコミュニティに対して責任を果たす。そういう人間と一生に一度の人生を歩んで行きたいと心から思う

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