メイクさんがサロン(美容室)を作ろうとしていた。その際に懸念される事は、メンバーの素養だった。ある程度の広さの店を借りて美容室を経営するには、お客様を集める事が出来るスタッフを数人集めてからのスタートとなる。
自分の力だけではなく、他人の力をあてにしないと運営が出来ない事に頭を抱えていた。今は独立起業の時代で、技術力、営業力のある方は水を得た魚のように世の中に飛び出していく。そして、何処にマージンを払うこともなく悠々自適な生活を送る。
その準備の技術力、客付けは元々の所属の会社の力を借りるわけで、力が溜まって稼げる様になった1番脂の乗った時期に、出て行ってしまう。
メイクさんは昔、自分の店を持っていた。よって、力のある者が抜ける辛さは痛いほど分かる。しかし、まだ身体が動くうちに もう一度挑戦がしたいという事だった。。。
スタイリストのアシスタントも似た感じだが、まだ客を持てていない状態で「技術力」と仕事になるかもしれない「繋がり」を作って、独立していくので 美容室の独立に比べると、まだオーナーの痛手は少ない。。。
上記より 美容室オーナーと、所属の美容師は相当な信頼関係がないと成り立たないと思った。。。
オーナーがエゲツナイ営業力・集客力をもっていて、優秀なスタッフが独立しても余裕で立て直せるタイプの人間ならまだいいが、
スタッフがほとんどの集客を担う店だと、あっという間に倒産するだろう。美容室はオーナーのリーダーシップと人たらしかどうかが、店の明暗を分けるのである。

津野のケースだと、過去独立していったアシスタント達は、津野の仕事の総量の1割未満しか持っていかなかった。
特に制限をかけたわけではない。持っていける仕事は持っていけば良いと思っていたが、どんなに優秀なアシスタントであっても、その子に移行したクライアントは15%程度。その程度の流出であれば1年あれば、他案件で回収出来るので全く問題ない。ただ、他のスタイリスト事務所では、大クライアントを持っていかれて泥沼の師弟戦になった方もいた。
アシスタントに大物タレントを持って行かれ、それを師匠が阻止しようと試み、結局アシスタントも自分から大物タレントの仕事を断る様になった、、、。正直、こうはなりたく無いものだ、、、。
日本に255店舗をもつ美容室EARTHの社長の國分社長は、「小さい店で5人程度で営業していて、3人独立されたら終わる。ただ20人で営業していて5人抜けても回る。だから、大人数で経営するようにした。」と語った。
母体を大きくして、仕事を分散して置けば致命傷は避けれる。という事だ。津野も仕事は分散が大事と思っている。

例えば年間930本の仕事の300本を持っていかれても生き延びれるが、年間200本のウチの100本を持って行かれると終わるのである。
細かい仕事、ギャラの低い仕事でも良いから沢山のクライアントを虜にしておけば恐るるに足らず。まずは、分散してリスクを回避した経営が吉とでる。
かの有名なパナソニックの松下幸之助も「ダム式経営」と言って 困難な状況でも安定して自業を継続していけるよう、余裕のある経営を目指していく事をオススメしている。
量は心の安定に繋がる。例えば津野だと、アシスタントが充分にみたっている、、、なんて思えた事が過去に数ヶ月あった。その数ヶ月は放射線状に仕事が来ても、何本でも受けれる強気マインドでいれたものだ。この状態はマリオでいうスター状態⭐️無敵である。
また、あの様な強気な状態で仕事が出来たら、ビジネスは急成長するだろう。仕事の量、人の量、量を安定的確保できる人格者になりたいものである。

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